こんにちは、かずです。
今回は模擬試験の活用法について述べたいと思います。
【この記事を読んで得られること 所要時間 約3分】
・模擬試験の成績はどうでも良いことがわかる
・模擬試験の成績は悪ければ悪いほど、メリットがあることがわかる
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皆さんは模擬試験は何のために受けると思われているでしょうか?
今の偏差値を知るため?
本番の緊張感になれるため?
試験が返ってきたら成績に一喜一憂して、そのまま放置していませんか?
それでは、せっかくお金と時間を使って受けた模試が全くの無駄になってしまいます。
どれも模試の活用法の1つではありますが、実は模擬試験の意味は次の1点に集約されます。
模擬試験の目的は”弱点を見つける”。
このためだけに、模試を受けていると言っても過言ではありません。
貴方の宝物を見つける、と言い換えてもいいでしょう。
具体的には次のようにして下さい。
例えば、数学の模試を受けました。
問題は以下の範囲で6題出ました。
1、2次関数 2、三角関数 3、ベクトル 4、数列 5、微分 6、確率
点数の結果は、どうでもいいです。
偏差値はもっと、どうでもいいです。
正解した問題も、どうでもいいです。
ここにフォーカスしても時間の無駄です。
間違った問題だけを、日時、タイトル、分野で別のノートかメモ帳に記録して下さい。
(◯月◯日 〇〇予備校記述模試 第◯問 )
そして、さらにここから弱点の範囲を絞ります。
例えば、数列の問題を間違えたとします。
その場合、数列のどの分野なのか?
(◯月◯日 ◯◯記述模試 第4問 数列 等比数列)
そして、さらに自分で考察します。
この作業が、めっちゃくちゃ重要です!
・いったいなぜ間違えたのか?
・単純に計算ミスなのか?
・公式を理解できでなかったのか?
・そもそもの単元の概念が理解できなかったのか?
などを、納得いくまで考察して、その理由を記します。
(◯月◯日 ◯◯記述模試 第4問 数列 等比数列 公式を上手く活用出来なかった)
こうやって各科目、分野ごとに自分の弱点ノートができてきます。
これは、”貴方の宝物”、になります。
そうして、問題集や参考書で、その部分だけを特化して、徹底的に勉強します。
このあたりの内容が書かれた書籍です。
参考にしてください。
Kindle Unlimitedが現在無料で利用できます。
トークバックという機能を使うことで、読み上げで聞きながら勉強ができるので、
通勤中やお風呂など、スキマ時間に利用できます。
効率良く成績を上げるため 『パレートの法則』を利用する
『パレートの法則』というものを、ご存知でしょうか?
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している
・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
・住民税の8割は、全住民のうち2割の富裕層が担っている。
別名2−8の法則といい、勉強に置き換えると80点を取るには2割の努力でいいが、それ以上になると、相当量の努力が必要、ということになります。
勉強というのは偏差値を
40から50に上げるのと、50から60に上げるのと、60から70に上げるのとは
同じ、偏差値10、上げるのにも全く労力が異なります。
当然、上にいくほど厳しいです。
例えば目標偏差値が60で、5科目の貴方の実力が以下のようだとします。
英語 ●●●●●●●●○○○○○○ 偏差値60到達!
数学 ●●●○○○○○○○○○○○ 偏差値60到達!
国語 ●●●●●●●●●●●●●○ 偏差値60到達!
社会 ●●●●●●●●○○○○○○ 偏差値60到達!
理科 ●●●○○○○○○○○○○○ 偏差値60到達!
この場合、成績が上がりやすい
すなわちコストパフォーマンスが高い科目は、数学、理科です。
(もちろん志望校の科目配点比重で、その戦略は変わります)
では、数学を上げたい。
数学のどの分野が苦手なのか?
同じように概念をイメージ化すると
関数 ●●●●●●●●○○○○○○ 偏差値60到達!
数列 ●●●○○○○○○○○○○○ 偏差値60到達!
ベクトル ●●●●●●●●●●●●●○ 偏差値60到達!
三角関数 ●●●●●●●●○○○○○○ 偏差値60到達!
確率 ●●●○○○○○○○○○○○ 偏差値60到達!
この場合、数学の成績が上がりやすい
すなわちコストパフォーマンスが高い分野は、数列、確率です。
このように自分の弱点をどんどん絞っていって、弱点ノート、貴方の宝物を作り、効率よく学力を上げるために模試は活用します。
受験は究極的には、弱点をどれだけ少なくするかが勝負です。
正解した問題や分野に時間を使っても、意味はありません。
弱点だけにフォーカスして徹底的に克服すれば、効果的に成績は上がります。
でも解説しましたが、国立1流大学に必要な科目数は、5教科7科目です。
ものすごく重量入試なのです。
(原則的に国立大学でもレベルが下がるほど科目数が減り負担が減ります。私立大学は場合によっては、1科目で受験可能です。)
圧倒的に時間が足りません。
無駄なことしている時間がありません。
くだらん受験勉強など、”最高の効率”、で行い、ちゃっちゃっと合格しちゃいましょう!
そして、一流国立大学合格というタイトルを得た後に、本当に大切な就職や人生のロードマップを築いていきましょう!
・合格への近道は、できた問題は無視して弱点補強のみに力を入れること
次回は基礎の重要性について解説して行きたいと思います。
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