この記事を読んで得られること【所要時間 約5分】
・投資(特に短期トレード)において、利確のポイントがわかる。
・利確は正解のないものであるが、ひとつの指標とすべきヒントがわかる。
・結局は統計学的な期待値が重要であることがわかる。
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こんにちは、かずです。
今回も、FX短期トレード経験5年、年間リターン80-100%の実績を踏まえて解説していきます!
今回は、投資、特に先物やFXなどの短期トレードにおいて、トレーダー達を悩ませる利確のポイントについて解説していきます。
目次
ポイント その1
利確には唯一の正解はない
まず、原則として利確に正解はありません。
前回の損切りに関しては自分のシナリオの失敗や、リスクの容認具合である一定のラインを決めれます。
期待値で勝つ投資(株・FX) 投資で勝つために 2の型 利確のポイント - 確率を制するものは人生を制する
しかし利確に関しては、ポジションがうまく含み益を得ている時は、相場の環境に応じて、ある意味どこまでも利確ラインを伸ばすことが可能だからです。
そうは言っても、なんの指標もなしにポジションを持ち続けると、相場の流れが変わってしまった場合に、含み益がもとの建値に戻ってしまったり、最悪は含み損になってしまったりすることもあります。
ですので、正解はないものの、ある一定のポイントで利益を確定させる作戦を立てておくことは非常に重要なポイントではあります。
ポイント その2
具体的な利確の決め方
参考図書はこちらになります。
この本は非常に分厚い中身なんですが、テクニカルトレードに関するほぼすべての基本事項が盛り込まれております。
Kindle Unlimitedが現在無料で利用できます。
トークバックという機能を使うことで、読み上げで聞きながら勉強ができるので、
通勤中やお風呂など、スキマ時間に利用できます。
では、具体的にはどういった場面で利確してしまうのが良いのでしょうか?
以下に僕が推奨する利確ポイントをお示ししていきます。
1)自分のシナリオがある一定成功した場面
たとえばレンジの中でラインからの反発を狙ってエントリーした場合
参考;trading view
上図のように、レジスタンスから売り、サポートから買いをしかけます。
(赤丸で入る)
利確ポイントは、そのラインの少し手前にします。
(青丸で決済)
このレンジ手法の場合、抵抗体であるサポートライン、レジスタンスラインまでは行くことが多いので、ここをひとつの目安にすると勝率が良いです。
次に、トレンドフォローをしている場合。
この場面ではアップトレンドで説明しますが、トレンドが継続すれば、かなりの確率で直近の高値安値までは行きます。
ですので、赤丸で買い、青丸で利確です。
もちろんトレンドフォローの場合は、そのトレンドが継続し、直近の高値安値を抜いていくことも期待できるわけですので、その場合は以下のように考えます。
2)移動平均線やトレールを使った利確の決定方法
例えばトレンドフォローをしていたとして、含み益を抱えたままホールドし続けます。
短期トレードであれば、いつかは利確をしないといけないわけですが、ひとつは移動平均線を大きく割った時点で諦める、という方法です。
赤丸で売り。青丸で利確。
もう一つは、トレール、という手法があります。
これは、含み益が伸びれば伸びるほど、利確ポイントをどんどん上にずらしていく、という方法です。
FX口座の方で設定できます。
例えば、ドル円を1ドル=100.00円で買いのポジションを持ちます。
買いの思惑が成功して101円まで行きました。
ここで0.5円幅の売りのトレールを注文します。
ここからレートが上がることなく下がってしまうと、100.5円になったところで逆指値売注文が発注されプラス50pipsの勝利です。
レートが上がり、101円から102円まで上がると、トレール注文も上がり、仮に下がっても101.5円で決済されプラス150pipsの勝利です。
このように、トレール幅さえ決めておけば、ポジションをホールドし続けて
値段が上がれば上がるほど、獲得利益pips数も上がるわけです。
これらのFXテクニカル手法を、実際のデモトレードなどで検証して数字に落とし込みます。DMM FXで口座開設すると2万円のキャッシュバックキャンペーンがあるので、実質無料で実践トレードを開始出来てしまいます。
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ポイント その3
損切りとのリスク&リワード、勝率、期待値で考える
上記のように、いくつか具体的な利確手法を解説しました。
しかし重要なポイントは、その利確決定の手法に期待値があるかどうか?です。
例えば、エントリー手法はレンジの逆張り、損切りはサポートライン、レジスタンスライン、利確はサポートライン、レジスタンスラインでトレードスタイルを確立していくとします。
その手法が過去検証において、リスク&リワードが1:1、勝率が55%であったとすれば、適切な損切り、利確ポイントと言えます。
また、エントリー手法はトレンドフォロー、損切りは直近の高値安値、利確は直近の高値安値というトレードスタイルを確立していくとします。
その手法が過去検証において、リスク&リワードが1:2、勝率が40%であったとすれば、適切な損切り、利確ポイントと言えます。
トレードを確率・期待値に落とし込む作業の参考記事は以下になります。
このように、単一トレードで利益が上がったから、利確はトレールだ!
とかではなく、過去検証において統計学的に優位な手法を選択することが必要です。
以上、長くなりましたがいかがだったでしょうか?
正解のない世界の利確において貴方なりの指標へのヒントになれば幸いです!
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