確率を制するものは人生を制する

数学・確率・統計を背景とした投資や、確率を用いた様々なテーマについて扱っていきます。

インフレ・デフレとは?  今さら聞けない! 投資家として最低限・知っておくべき内容

www.youtube.com

こんにちは、かずです。

 

インフレ・デフレって言葉、聞いたことはあるけど正直、意味わからへん笑

 

「インフレは限定的である」

金利上昇で株価に悪影響」金利上昇は必ずしも株価に悪影響ではない」どっちやねん?

FRBのテーパリングでインフレを抑制」

「日本は長期デフレだから〜」

 

投資してるからなんとなく重要ぽいけど、せめて話に「フンフン。インフレやべ〜よな〜」とか、とりあえず言いたい!

 

そんな方々のため

「今さら聞けない!〜投資家として最低限・知っておくべきインフレ・デフレの内容」

 をまとめました!

 

 

では行きまっせ!

 

 

 

ぽちして頂けると、ごっつい嬉しいです!

  ↓

にほんブログ村 株ブログ 株 デイトレードへ
にほんブログ村

 

  

   

 

 

 

 

その1・インフレーション、デフレーションとは?

最低限知っておくべき

「インフレーション」「デフレーション

 

 

インフレとは、物の値段がお金の価値より高い状態   モノ>お金

 

デフレとは、お金の価値がモノの値段より高い状態   お金>モノ

 

 

f:id:surgeonkazu:20210831134037p:plain

 

図示すると上のようなイメージです。

 

供給能力(皆さんが生産しうる財やサービスの総量)よりも需要(名目GDP)が大きい状態をインフレ

 

需要(名目GDP)よりも供給能力(皆さんが生産しうる財やサービスの総量)が大きい状態をデフレ

 

と、いいます。

 

原則的にはインフレのほうが経済状態は良いと思っていただいて結構です。

ただし、インフレにも

「良いインフレ」「悪いインフレ」

があります。
 

その2・「良いインフレ」と「悪いインフレ」

 

「良いインフレ」とは

物価は上昇するけれども、それ以上に皆さんの所得が上がっている状態です。

 

 

f:id:surgeonkazu:20210831134416p:plain

 

この状態であれば

物価上昇するが購買力が高いのでモノが売れる。

モノが売れるので企業業績が上がる。

企業業績が上がるので、さらに賃金が上がる。

株価も上昇する。

 

と、いう良い経済循環が起こり、この状態をいわゆる

「ディマンドプルインフレ」あるいは「マイルドインフレ」といいます。

 

政府や中央銀行は、マクロ経済政策として、この状態をキープするよう努めます。

 

・日本の高度経済成長時代

・2016-2019の米国のトランプ政権時代

がこの状態でした。

 

 

対して「悪いインフレ」とは

物価は上昇し、皆さんの所得は物価上昇に追いつけない状態です。

 

f:id:surgeonkazu:20210831134824p:plain

 

例えば原油価格が急に高騰して、物価上昇が急激に起こり、賃金は上がらないので

モノが買えない。

モノが買えないので企業業績が悪化する。

企業業績が悪化するので賃金が下がる。

株価も下がる。

 

こういう悪循環が発生し、スタグフレーションともいいます。

 

これの成れの果てが新興国の通貨安ですね。

実体経済が伴わずインフレが高騰して、国力が弱まり通貨安ショック。

成れの果てがハイパーインフレです。

 

ちなみハイパーインフレとは「物価上昇率13000%」ですので

普通は戦争などの圧倒的な供給能力破壊がなければ起こりえません。

 

 

 

その3中央銀行」(FRB日本銀行)の本来の目的

 

・良いインフレ状態に持っていく

→ 雇用・賃金の安定、好景気、企業業績UP

→ 株価の上昇

 

・悪いインフレ状態にしない

 急激な物価上昇を防ぐ

→ 賃金が相対的に低下、不景気、企業業績DOWN

→ 株価低迷

 

この目的を遂行するために中央銀行は存在するといっても過言ではありません。

 

先日のジャクソンホール会議でも、「悪いインフレ状態にしない」ために

テーパリング議論が慎重に行われていた。

ということです。

 

 

その4・「デフレは基本に良くない」 

 

デフレは、経済のパイが縮小するため、原則として好ましくない経済状態です。

 

そのなかでも「ましなデフレ」と「最悪なデフレ」があります。

 

f:id:surgeonkazu:20210831135913p:plain

 

ましなデフレは、賃金が下落するけれども、それ以上に物価が下がる状態です。

この状態であれば、とりあえずモノは購入できます。

 

ただし、物価が下落しているため企業業績は悪化し、やがて跳ね返って

賃金が下落していきます。

 

 

f:id:surgeonkazu:20210831140038p:plain

 

 

この状態が最悪の経済状況で、物価が下落しているにもかかわらず

それ以上に賃金が下落してモノが買えない状況です。

 

企業業績は悪化、国民の所得雇用も悪化、国家は衰退します。

ここ数十年の日本です。

 

 

より詳しくマクロ経済について本質に迫りたい方には

「奇跡の経済教室」をオススメします。

 

奇跡の経済教室 基礎知識編

奇跡の経済教室 戦略編 

 

 

 

 本をじっくり読む時間がないので「耳学問」という結論にたどり着きました。

kindleを利用すると、トークバックというアプリを使って音声で読んでくれるんです。

 

人間て、通勤時間やお風呂、掃除中などなど。

1日1時間以上はスキマ時間があるので1年間にすると400時間近い勉強時間を確保できます。

 

Kindle Unlimitedは30日間無料で利用できるそうです。

耳学問は、ハマると「他の人はなんにもしてない時間に知識が吸収できる」感覚が病みつきになります。 

 

本来のまとめ・投資に関係するインフレ・デフレの知識

 

・インフレとは需要>供給能力

(デフレはその逆)

 

・良いインフレ、悪いインフレがある

 

・経済成長を伴うインフレは必ずしも

 株価に悪影響を与えるわけではない

 

ご参考になれば幸いです!

 

 

 

  

普段はFXや短期トレードについて発信しています。

テクニカル手法を「デモトレードなどで検証して身につけたい方」は

DMM FXで口座開設すると、各種条件を達成すれば20万円のキャッシュバックキャンペーンがあります。

トレード資金として活用できるでしょう。

 

 



 

 

 

 

 

 

ぽちして頂けると、ごっつい嬉しいです!

  ↓

にほんブログ村 株ブログ 株 デイトレードへ
にほんブログ村

 

f:id:surgeonkazu:20210803131009p:plain

 https://twitter.com/kazuya04012007

 

Twitterやってます。お陰様でフォロワーさんが1万人を突破しました!

記事がお気に召しましたら、フォローいただくと最新の情報を提供しています!