確率を制するものは人生を制する

数学・確率・統計を背景とした投資や、確率を用いた様々なテーマについて扱っていきます。

(株式・FX)インデックス長期投資なのになぜ人は狼狽売り(チキン利食い)をするのか? 名著「デイトレード」より Part 3

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こんにちは、かずです。

 

こんなことありませんか?                                                      

 

・インデックスに積立投資なのに狼狽売りをしてしまった…

・インデックスに長期積立投資の前提で始めたはずなのに、少し利が乗ったらもったなくてチキン利食いしてしまいった…

・積立投資って決めてたのにショック時に投資できなかった…

 

これらの行為は投資の本質を失っており「期待値を欠損してしまう行為」

だと考えます。

 

なぜ、人はこんな理に反する行動をしてしまうのか?

名著「デイトレード」を参考に解説しました。


ご参考になれば幸いです。

 

では行きまっせ!

 

 

 

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その1・書籍「デイトレード」に関して

 

「デイトレード」マーケットで勝ち続けるための発想術

 

・著者 オリバー・ペレス 

   グレッグ・カプラ

・2002年 出版 日経BP

・プリスティーン・キャピタルマネジメント社の創業者

・著者はキャリア10年以上の現役トレーダー

 

内容は

テクニカル分析を知るか、死ぬか」

・ほぼ全面的にテクニカル分析に依存している

出来高・価格パターン・モメンタムなど)

・CNBD以外のニュースに接することはない

 (つまらない題材を楽しませてくれる、時折の笑い話しの種)

 

などなど主にテクニカル分析の内容が語られています。

手法というより、投資におけるメンタルの構え方や、資金管理などをメインに語られている内容で、長期投資でも役に立つと思います。

 

デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術



 

その2・投資の本質とは?(投資とはいったい何にかけているのか?)

この考え方はもしかしたら独特の概念かもしれませんが、僕はこれが本質だと思ってます。

 

期待値投資 投資家は、お金を稼ぐんじゃない。期待値を積むんだ。 株式投資における期待値、とは

 

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懸命なる読者様は、インデックス長期投資であれば、ひたすらロングが最大期待値だと認識していると思います。

 

投資家が見るべきは紫の直線であって、赤のジグザグする「口座残高」はどうでもいいと思ってます。

ところが、一般的に大衆は口座残高ばかりを追ってしまい、肝心の期待値を欠損する

・狼狽売り

・チキン利食い

を発動させてしまいます。

なぜなのでしょうか?

 

その3「資金管理 」が間違っている

 

デイトレードでは以下のように記されています。

 

「変えられないものを受け入れることを学ぶ」

 

・熟練したトレーダーは損失をコントロールする

・損失をコントロールできる範囲内で監視する

・損失を排除すようとすることは無駄

・損失の存在になれる

・損失を管理する

 

相場の動きは個人投資家ではどうすることも出来ません。

僕たちにできることは「適切な資金管理」のみなのです。

 

・投資に投入する金額をコントロールする

・余剰資金で行う

・狼狽売りや、チキン利食いをしてしまう場合、その金額は分不相応(扱いきれていない)である

 

特に最後が重要で、「値動きが怖くてぶれてしまう」方は、そもそもその投資資金を扱えていない可能背が高いと考えます。

投資額を下げるもの良いかもしれませんね。

 

その4・「投資ルールを鐵槌する」 

 そしてこう続きます。

 

「負けが勝ちになりえる」

 

・インデックス長期投資であれば市場価格がどう変動しようともホールドする

・予め定められた投資ルールを遵守することで、トータルで高い期待値を獲得できる

→最終資産のトータルパフォーマンスが向上する

 

これはずばり「投資ルールを鐵槌せよ」ということだと思います。

 

・インデックス長期投資であれば市場価格がどう変動しようともホールドする

・予め定められた投資ルールを遵守することで、トータルで高い期待値を獲得できる

 

結果として → 最終資産のトータルパフォーマンスが向上する

 

この正の循環にもっていきたいですね!



 

 

細かい手法の構築のための基礎知識、テクニカル分析の教科書としては

マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド

がおすすめです。

ロウソク足とは?からテクニカル分析の全てをこの1冊で勉強できるでしょう。

 

 

投資系の本をじっくり読む時間がないので「耳学問」という結論にたどり着きました。

kindleを利用すると、トークバックというアプリを使って音声で読んでくれるんです。

 

人間て、通勤時間やお風呂、掃除中などなど。

1日1時間以上はスキマ時間があるので1年間にすると400時間近い勉強時間を確保できます。

 

Kindle Unlimitedは30日間無料で利用できるそうです。

耳学問は、ハマると「他の人はなんにもしてない時間に知識が吸収できる」感覚が病みつきになります。 

 

その5「投資記録」を振り返る 

 

「熟練したトレーダーの2つの人生」

「2つの人生を選ぶことができるのならば、1つはミスをするもの、それもミスを犯すべくして犯すもの。そして2つめはそのミスから利益を得るものがよい」

 

そもそも人間というのはミスをするのがつきものです。

重要なことはミスを犯したら次回はそれを侵さないように改善するということです。

 

そのために重要なことは投資記録を振りかえることだと思います。

・実際にバックテストを「自分で」やってみる

・人から聞いた手法は所詮付け焼き刃にしかならず、肝心な場面でブレる

・失敗した(狼狽売り・チキン利食い)と思ったら、そうしなかったパターンと比較してみる

 

これらをすることで、例えば「余計な感情で売買したパターンと、ルールを遵守したときとのパフォーマンス」を比較できます。

 

恐らく、ルールを遵守したときとのパフォーマンスのほうが勝るはずです。

で、あるならば次回から余計なチキン利食いや狼狽売りをしないようにしようと反省できるわけです。

 

これの繰り返し。

なんでもPDCAサイクルを回すことですよね!

本日のまとめデイトレードで長期投資を学ぶ

 

まとめると以下の3点かと思います。

 

・資金管

・投資ルールの遵守

・投資記録を振り返り、改善する

 

以上、「デイトレード」マーケットで勝ち続けるための発想術を解説しました。

 

 

 

ご参考になれば幸いです!

 

 

 

  

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