こんにちは、かずです。
本日は、VYM(米国高配当ETF)のチャートテクニカル分析に加えて
テクニカル分析と「出来高」を併用する方法ついて解説していきます。
エントリーポイントを見極めるのに、ご参考になれば幸いです。
では行きまっせ!
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ETFをテクニカル分析すること・ここまでチャート分析動画を 解説してきた感想
VYMなど有名ETF(変数ファクターが無数に存在する商品)のチャートにおいて
テクニカル分析はめちゃくちゃ通用すると思います!(バックテストも含め)
普段、為替のデイトレードをやっているので、それと比較して日足ベースのETFは
・トレンドライン、サポート、レジスタンスなどが非常にわかりやすく機能しやすい。
・騙しが少ない。
などの特徴があって、皆さんも是非いろいろなETFを分析してみてください!
さらに今回は「サポートラインやレジスタンスラインどこに引いていいかわからんわ…」という方のために、出来高を利用した簡単なラインの引き方や、その出来高を形成した価格ラインの考え方についてもお話していきます!
VYMとは?・VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)の特徴
VYMという商品のざっくりとした特徴は以下のようなものです。
・スマートベータ
・米国大型株〜配当利回りの高い銘柄
・時価総額加重平均に類似
「資産をできるだけ減らさずに、安定的に配当を享受できるETFはVYM」
と言えるでしょう。
詳しくは、みらいさん、ナザールさんの記事を参照してみてください!
過去はどのようなパフォーマンス?・VYMの過去チャート
こちら、人気の米国高配当ETFとの比較チャートです。
SPYDやHDVと比較しても、VYMはトータルパフォーマンスで優秀ですね!
こちら、VYMの2006年〜のドル建て、円建て比較チャートです。
円建てのほうが、ややパフォーマンスは落ちるようです。
バリュー株の未来・ここ10年間はグロース株が優位だったが・・・
こちらバンガードのレポートです。
Our outlook for value? Brighter days ahead!
・過去10年で米グロース株は米バリュー株を年7.8%アウトパフォーム
・インフレや成長環境などの因子を加味してもバリュー株は売られすぎ
・米バリュー株は、米グロース株を今後10年間で年率平均5~7%上回ると予想
上記のような内容でした。
個人的には高配当のようなバリュー銘柄に着目していくのもいいのではないでしょうか?と考えています。
手法・テクニカル分析を用いたトレンドフォロー
トレンドフォローとは、相場における伝統的手法で以下のようなものです。
・相場のトレンドラインに乗る手法
・株式では上昇相場で有効
・前提がアップトレンドのETFなどで有効
とくに、市場平均に乗っかるような商品では有効だと思います。
こういう前提条件のもとトレンドフォローの「押し目買い」を行っています。
「押し目買い」とは。
・アップトレンドの中で少し下げている(押し)ポイント
・アップトレンドの中で高値つかみを避ける伝統的なエントリー手法
・テクニカルチャート分析を利用する
手法です。
僕が行っている手法の特徴としては、
環境認識 → チャートを複合時間足で分析する
という手順を踏んでいます。
これを行うことで
「本当にサポートラインやトレンドラインが機能しているのか?」
を見極めることができ
いわゆる「落ちるナイフ」を回避することが可能だと考えています。
そして、最終的なエントリーポイントの判断方法は以下になります。
・ダウ理論でトレンド転換
・押し目買い
・ピラミッティング
・レンジサポートラインでの反発
以上の手法で、チャートパターンを解析してエントリーしていきます。
テクニカル分析の教科書としては
マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド
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ロウソク足とは?からテクニカル分析の全てをこの1冊で勉強できるでしょう。
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前回エントリーポイント・実際にテクニカルは通用しているのか?
前回のエントリーポイントは赤丸の部分です。
青丸でダブルボトムをつけてダウ理論でトレンド転換したためエントリーしました。
その後一旦思惑通り順行したのですが、一旦下げてしまいました。
では、今回はどうしたかというと、まずは環境認識です。
エントリーポイントの判断・長期足から短期足へ時間軸を落としこみテクニカルで判断する
週足チャートです。
アップトレンド〜101.5-108ドル付近でレンジを形成し始めています。
日足チャートです。
直近がレンジ形成しています。
4時間足に落とし込みます。
ここで、サポートラインである101.5でのエントリーとしました。
ただし、サポートラインで指値注文などをするのではなく、必ず下位の時間軸で確認します。
15分足チャートです。
きっちり切り上げでサポートされているので、反転を確認しエントリーです。
「レンジサポートライン→反転を確認」
でエントリーしています。
価格帯出来高と今後のエントリーチャンス・テクニカルラインを価格帯出来高を踏まえて判断する
慣れてくると、重要な節目、重要な価格帯のラインをひけるようになるのですが、初めのうちはここでつまずくと思います。
この場合、重要な項目である「価格帯出来高」を利用します。
チャート右側の青い帯のようなラインです。
ちょうど価格帯出来高が溜まっている107.8のラインは重要な節目であると考えられます。
ここからの思考過程は重要です!
107.8は、レジスタンスラインとして機能するのですが
例えば、2021/9に107.8で購入したホルダーは一旦価格が下げたので、高値掴みをした状態になっています。
この場合、もう一度107.8に近づいてくると「含み損が消えた!ここで売ろう!」
と判断しがちでこれを「戻り売り」といいます。
そうなると107.8に近づくとチャートが下がるという減少が起こります。
そのため107.8がレジスタンスラインとして機能し、この価格帯が重くのしかかるわけです。
ですので、次にエントリーする時は
・107.8をしっかりブレイクアウトする
・あるいは一度下げて下のサポートラインで反転を待つ
の2択になります。
今回のまとめ・ETFをテクニカル分析を用いてエントリーする手法
・ダウ理論 戻り高値ブレイク
・レンジ サポートライン 反転
・「落ちるナイフ」は避ける
以上、チャートを観察しながら次のエントリーポイントを考察していきます。
ご参考になれば幸いです!
普段はFXの短期トレードやETFのテクニカル分析についてお話しています。
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