こんにちは、かずです。
USD/JPYがついに123円を突破しました!
これには「日銀による買い指値オペ」の介入が絡んでおります。
買い指値オペって?と疑問の方。
またそれが相場にどう影響するの?と疑問の方。
よろしければ参考にしてください。
ほな、いきまっせ!
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↓
その1 中央銀行における金利コントロールとは?
・中央銀行は短期の金利の上げ下げで金利コントロールをしている
・インフレになれば金利を上げて物価を抑制
・デフレ(不況)になれば金利を下げて市場に金を回りやすくする
ところが日本は少し特殊な事情があり
います。
長引く不況(デフレ)のためですね。
概ね0%付近で推移しています。
その2 イールドカーブ・コントロール
・中央銀行は短期の金利の上げ下げで金利コントロールをしている
・長期金利に介入すると市場が歪む適正な基準で動かなくなる懸念
原則、短期金利でコントロールするのですが、日本は少し事情が違い
を行っています。
イールドカーブ・コントロールとは、長期金利と短期金利の誘導目標を操作しイールドカーブを適切な水準に維持する「長短金利操作」を行うことで
国債買い入れオペレーション(公開市場操作)で長期金利を誘導する目的があります。
その3 日銀 買い指値オペ 2022/3/28
さて、話題の「買い指値オペ」ですが
・米国の金利上昇のあおり
・地政学的リスクによるエネルギー価格の高騰
により、日本にもインフレの波が押し寄せてきました。
ただし、日本は実質賃金が上がっておらず、金利の上昇はさらなる経済の冷え込みを誘発する可能性があります。
そこで行われるのが
買い指値オペ!です。
これは、10年国債金利を上限0.25%にするため日銀が介入し0.25%を超えそうなら日銀が国債を買うオペレーションです。
反則的ですが今の長期デフレの日本ではいたしかたありません。
その4 為替への影響は?
さて、トレーダーにとって重要なのは解説より相場の動向です。
・日銀が『0.25%超えたら無限に国債買うで!』
→そもそも金利が上がりにくくなる
・米国は金利上昇傾向
→日米金利差拡大
・為替は金利の高い通貨に流れる傾向
→ドル高円安
→USD/JPY上昇
と、いう流れが推測できます。(というか当たり前w)
で、どうなったか?
買い指値オペ発表後の1分足チャートです。
一気にUSD/JPY上昇です。
では、どこまでをターゲットにしましょう。
ここからは個人的なテクニカル分析によるお話ですが、チャートは節目〜節目にいくので、週足から判断するに
123.8
125.8
あたりは天井をつける可能性が高いと見ています。
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本日のまとめ 2022年3月28日 日銀・買い指値オペ USD/JPY相場
まとめると以下の3点かと思います。
・日銀 指値オペで円安へ
・日米金利差拡大でUSD/JPY上昇
以上、直近のUSD/JPYについて解説しました。
ご参考になれば幸いです。
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