確率を制するものは人生を制する

数学・確率・統計を背景とした投資や、確率を用いた様々なテーマについて扱っていきます。

(株式・FX)NASDAQ 暴落!? 2022/5 テクニカル分析

 

 

 

 


こんにちは、かずです。

 

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今回は、年明けから急落したNASDAQが3月中盤から急激に戻してきましたが、4月に入り再び下落基調に入りさらに最安値を更新してしまいました。

 

ここで改めて、テクニカルチャート分析と戦略をお話したいと思います。

 

また、一応「なぜグロース系株式が金利上昇相場に弱いか?」の復習も毎度のことですがしておきましょう。

 

個人的にNASDAQ3倍ショートをホールドしているので、手仕舞いタイミング、その根拠と今後の方針もお話しようと思います。

 

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今回もみらいさんナザールさんのブログ記事を引用させていただきました。

ほな、いきまっせ!

 

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その1
 QQQ(NASDAQ100)の特徴

 

・ダウ平均、S&P500を超える利回り

・円建てで年平均12%

ボラティリティがでかい

・損失も大きい(20-40%下落は数年に1回)

・2000年のITバブル崩壊後に80%の下落

・元本割れ確率も高い

 

以上のように結構なリスク商品でして

保有年数別・利回り 平均利回り12%ですがグラフにするとこんな感じ。

 

みらいさん 東北投信より引用

NASDAQ 100(ナスダック100)インデックスの過去のパフォーマンス等をまとめます | 東北投信

 

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 最大下落率はえぐぐて、なんと80%です笑

 

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日本国内で運用するので円建てでも見てみます。

 

ナザールさん トラインベストより引用

暗黒のQQQ|再び暴落したらどうなる?|トラインベスト

 

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直近10年こそ調子いいものの、2000年代は終わってますね。

2000年の価格に戻ったのはなんと16年後になります。

 

と、いうことで元本割れ確率を減らすには17年もかかるETFということになります。

わりと無頓着に買ってる方も多いかもですが、結構なリスク商品なの、おわかりいただけたでしょうか?

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こういう動きの商品なら「ドルコスト平均法」が有利なんちゃうん?

と、思われた方。

残念です…。

 

2000〜2009年の区間であれば積立でも元本割れ…

 

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と、いうわけで、S&P500のように思考停止でアホみたいに積み立てるETFではないかな。と思い、僕は個人的にテクニカル分析を用いて運用しています。

 

 

その2 なぜ金利上昇局面でグロース系の株式は弱いのか?

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こちらwikipediaからですが、「割引現在価値」という概念を用います。

これを抑えた上で・・・

 

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原則的に、株式は債券よりリスク(ボラティリティ・価格の変動幅)が大きいため

金利1%の世界観であれば「まあ、しゃあないわ」と株式に資金が流入しますが、これが金利3%になればどうでしょう?

 

2%の差であれば、安全な債券で回そうと考える投資家も多くなります。

これが”急激な”金利上昇相場に株式が弱い理由です。

※単純に企業側の資金調達コストが上がるという側面もあります。

 

では、同じ株式でもバリュー、グロースではどうでしょうか?

 

・バリュー系株式

こちらは、わりかし直近の業績を株価に見込んだものです。

 

・グロース系株式

こちらは5年後、10年後の成長を株価に織り込んでいます。

 

さて、、、

 

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FV(将来価値)=PV(現在価値)×(1+金利^n)

こちらファイナンスの公式ですが、要は現在の100万円って数年後の金利で増える分を加味して価値を決めます。

 

直近の業績を見込んだバリュー系株式に対して、数年後の成長を織り込んでいるグロース系株式は、たった数%の金利上昇でも複利効果も加味して「それ以上のリターンをくれないと割に合わない」と資金が流出しやすくなります。

 

これが、グロース系株式が”急激な”金利上昇相場に株式が弱い理由です。

 

 

 

 

 

 

その3
 NASDAQ100のテクニカルチャート分析

さて、直近のチャートを見ていきましょう。

こちらNASDAQの月足・週足チャート、SMA20をもブレイクアウトしてしまいました。

 

 

週足でみるとエリオット波動の修正波にみえますね。

 

 

価格が移動平均線から離れすぎると吸着する性質があります(グランビルの法則

 

では、直近の日足を見てみましょう。

 

僕は、2/10にNASDAQ3倍でショートをしています。

 

 

タイミングは下の赤丸ですね。

ちょうどトリプルトップのような形からエリオット波動修正波の入るタイミングでした。

 

 

で、その後、きれいに順行して3倍ショートで含み益がどんどん膨らんだのですが、少し戻したのでネックライン付近で一部利確。

 

さらに、最安値12500付近まで来ましたので一部利食い

ロウソク足の勢いも強く、もう負けもないのでしばらくホールドすることにしました。

 

ここからロングに切り替えるタイミングですが

①まずは戻り高値である14500付近を越えてくること

②メジャートレンドラインをしっかりブレイクアウトすること

 

焦らずにここまでしっかりとトレンド転換を見極めていこうと思います。

 

 

チャートパターン、テクニカル分析の教科書としてはマーケットのテクニカル分析

がおすすめです。

 

マーケットのテクニカル分析は、これ1冊でテクニカル分析の基礎から応用まで勉強できる素晴らしい本だと思います。

 

 

 

 

 

 

本日のまとめ NASDAQ100 2022/4 テクニカル分析

 

・一度大きく戻すも再び下落

金利上昇リスク、地政学リスクもあり下落

・あくまでチャート(市場の判断)についていく

・ショート戦略

・戻り高値更新、逆トレンドブレイクで再びロング

 

 

以上、ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

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