確率を制するものは人生を制する

数学・確率・統計を背景とした投資や、確率を用いた様々なテーマについて扱っていきます。

(株式・FX)スタグフレーション突入! 生活を直撃する

 

 

 

こんにちは、かずです。

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今回はトレードのお話を休憩して経済のお話をしていこうと思います。

「え!?経済?難しそうでめんどくさい…」

 

そう思われるかもしれませんが大丈夫です!

本格的な経済学は高度な数学を駆使して展開していくのですが

基本的な概念は、平易な解説で理解できると思います。

 

いま、まさに「スタグフレーション」という状態に突入しています。

これはいわゆる悪い経済状態で皆さんの生活が厳しくなってきます。

 

投資家にとってある程度、経済を把握しておくことは非常に重要ですので

みなさんと共有していきたいと思います。

 

 

 

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今回は、いつもお世話になっている氷河期ブログ運営者のななしさんの以下の記事を引用させていただいてます。

 

もうスタグフが始まっている|零細企業勤務の私は確実にダメージ受けてる

 

また、ななしさんの記事内で引用されている森永康平さんの記事も紹介していきます。

 

森永康平に聞く「賃金が上がらない国・日本」の深層

 

どちらもすばらしい内容ですので、是非ご覧ください。

 

ほな、いきまっせ!

 

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その1 インフレ・デフレって?

 

最低限知っておくべき

「インフレーション」「デフレーション

 

インフレとは、物の値段がお金の価値より高い状態   モノ>お金

デフレとは、お金の価値がモノの値段より高い状態   お金>モノ

 

 

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図示すると上のようなイメージです。

 

供給能力(皆さんが生産しうる財やサービスの総量)よりも需要(名目GDP)が大きい状態をインフレ

 

需要(名目GDP)よりも供給能力(皆さんが生産しうる財やサービスの総量)が大きい状態をデフレ

 

と、いいます。

 

原則的にはインフレのほうが経済状態は良いと思っていただいて結構です。

ただし、インフレにも

「良いインフレ」「悪いインフレ」

があります。

 

 

その2 良いインフレと、悪いインフレがある!

 

「良いインフレ」とは

物価は上昇するけれども、それ以上に皆さんの所得が上がっている状態です。

 

 

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この状態であれば

物価上昇するが購買力が高いのでモノが売れる。

モノが売れるので企業業績が上がる。

企業業績が上がるので、さらに賃金が上がる。

株価も上昇する。

 

と、いう良い経済循環が起こり、この状態をいわゆる

「ディマンドプルインフレ」あるいは「マイルドインフレ」といいます。

 

政府や中央銀行は、マクロ経済政策として、この状態をキープするよう努めます。

 

・日本の高度経済成長時代

・2016-2019の米国のトランプ政権時代

がこの状態でした。

 

 

対して「悪いインフレ」とは

物価は上昇し、皆さんの所得は物価上昇に追いつけない状態です。

 

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例えば原油価格が急に高騰して、物価上昇が急激に起こり、賃金は上がらないので

モノが買えない。

モノが買えないので企業業績が悪化する。

企業業績が悪化するので賃金が下がる。

株価も下がる。

 

こういう悪循環が発生し、スタグフレーションともいいます。

 

これの成れの果てが新興国の通貨安ですね。

実体経済が伴わずインフレが高騰して、国力が弱まり通貨安ショック。

成れの果てがハイパーインフレです。

 

ちなみハイパーインフレとは「物価上昇率13000%」ですので

普通は戦争などの圧倒的な供給能力破壊がなければ起こりえません。

 

その3 中央銀行の本来の目的

 

・良いインフレ状態に持っていく

→ 雇用・賃金の安定、好景気、企業業績UP

→ 株価の上昇

 

・悪いインフレ状態にしない

 急激な物価上昇を防ぐ

→ 賃金が相対的に低下、不景気、企業業績DOWN

→ 株価低迷

 

この目的を遂行するために中央銀行は存在するといっても過言ではありません。

 

 

 

その4 実質賃金が上がってないのに物価があがり生活が厳しい…

こちら、ななしさんの記事です。

 

 

普通に考えて給料下がって物価あがってしまえば生活が厳しくなりますよね…

 

では、この状況をどのように脱するのでしょうか?

ここで必須なのが政府の経済政策です!

 

 

その5 個人が消費できないなら政府が使って、お金を回す!

こちらも、ななしさんの記事(森永さんの引用)からです。

 

 

税金とは可処分所得(自分が使えるお金)を減らす行為なので、逆に減税をすれば使えるお金が増えるのです。

 

当たり前ですね。これも財政政策といえるでしょう。

 

一番シンプルな手法はこちら。

 

 

消費税の10%を減税すれば、可処分所得が増えますので賃金上昇と等しいわけです。

 

これで国民皆が消費を回していけば、企業のものやサービスが売れます。

企業業績が上がります。

うまくいけば賃金も上げてくれるでしょう(これは複雑なメカニズムで現在の日本では内部留保がたまってしまうのですが、ここは省略します)

 

企業業績が上がれば、国民所得が上がれば、税収だって当然回復するわけです。

 

 

その6 所得が下がってる状態で貯蓄から投資は困難ですよね…

こちらも、ななしさん(森永さん)の記事より

 

 

近年、相場も右肩上がりで投資環境も良好だった流れもあり、政府はNISAの導入などを積極的に行ってきました。

 

しかし、投資って基本的には生活費を賄った上で、余裕資金で行うものですよね?

賃金が下がって物価が上がる状況で「貯蓄から投資へ」なんて遂行できるわけがないのです。

 

 

 

 

 

 

本日のまとめ スタグフレーション 生活厳しい

 

・大手企業の業績は好調だが中小企業は厳しい
・賃金上昇率は前年比マイナス
スタグフレーションはもう始まっており庶民の生活を直撃する
・短期に財政出動(減税)、長期ではインフラ再整備やエネルギー政策でGDP上昇を!




以上、ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

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