※この記事は特定の銘柄を推奨するものではありません。
株式市場さっぱりですが、中国のQQQ(ナスダック100)と呼ばれるCXSEもしっかりダウントレンド中です。
現在、中国系の株式は中国共産党指導部の新体制を懸念して24日の中国・香港株式市場が大幅下落してきました。ファンダメンタルズ要素では全くの”買いサイン”がない状況だと思います。
しかし僕はテクニカルトレーダーなので、あえてこういう時こそチャートを観察しながら世界中のトレーダーの知識や行動を参考に、想定されるエントリーポイントをテクニカルチャート分析を利用して解説してみたいと思います。
今回も、ななしさんのブログ記事を引用させていただきました。
ほな、いきまっせ!
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↓
その1 CXSEという商品の特徴
CXSE
(ウィズダムツリー中国株ニューエコノミーファンド)の特徴
・国有企業を除く中国株に投資をする
・銘柄数150 経費率 0.32% 純資産3.7億ドル
・テンセントとアリババが大半を占める
・セクター比率
Consumer Discretionary(一般消費財)
Communication Services(ハイテク)
Information Technology
等など。
「上位銘柄はアリババやテンセントといった中国ハイテク企業なので世界的競争力のある中国株ETF」
で構成されています。
詳しく知りたいという方は、ななしさんの氷河期ブログをご覧下さい。
中国ETF(除く政府・国有企業)CXSEを買いました【中華QQQ】
ななしさんの運営サイト 氷河期ブログは非常にわかりやすく銘柄の特徴などを解説してくれています。
その2 CXSEと他銘柄との比較チャート
中国株なので一応、新興国に分類されます。
本家、米国QQQとの比較です。
さすがに本家QQQは格が違う上昇率です。
これはQQQが下がり始める前までのチャートですが、ほぼ相関しているチャートでした。
その3 僕がテクニカル分析に拘る理由
ファンダメンタルズ要素からすれば、今は買う理由など無いでしょう。
・露ウクライナ情勢
・中国共産党指導部の新体制を懸念して24日の中国・香港株式市場が大幅下落
ただでさえ中国株は敬遠されるムードなのに、なぜ買いを狙うのか?
「我はテクニカルトレーダーなり!」
・相場の情報はチャートに集約される
・売買の最終決定はチャートに現れる
・世界中の投資家の叡智の結晶
CXSEは1昨年からずっと観察しています。
世界中のトレーダー(機関投資家)が様々な情報から、売買を判断した上で
買いのサインを出す時が来ます。
そこを狙います。
こういうとき、一般的な市場参加者は買いを嫌いますが、
僕は逆に
「むしろ、こういうときこそエントリーやろ」
と思ってます。
こういう時にお金ではなく期待値を稼ぐのです。
この感覚を掴んでほしいな、と思って情報発信をしています。
身も蓋もない言い方ですが、株は安く買って高く売るのが原則です。
失敗したら自分で責任を負えば(資金を失う)いいだけです。
名著「デイトレード」の言い方を借りれば
「トレーディングを成功に導くには、2種類の欠点を持つ人を探すことが必要である。つまり、割安な値段で売ってくれる人、そして割高な値段で買ってくれる人である。」「傲慢に聞こえるかもしれないが、トレーディングを成功させる能力とは、馬鹿を探す能力である」
随分、刺激的な言葉ですが、投資家にとって身も蓋もない事実だとも考えています。
「デイトレード」はトレードをするなら一度は読んでおくべき名著だと思います。
投資系書籍を読むなら、アマゾンkindleで購入してトークバックアプリを利用すれば
通勤時間などに聞き流しできるので、時間効率が非常に良いです。
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その4 テクニカル分析を用いたエントリー手法
僕は、トレンドフォローという手法を用いてます。
トレンドフォローとは、
・相場のトレンドラインに乗る手法
・株式では上昇相場で有効
・前提がアップトレンドのETFなどで有効
です。
テクニカル分析の手法としては、王道中の王道ですね!
さらにトレンドフォローの押し目買いを行っています。
・アップトレンドの中で少し下げている(押し)ポイント
・アップトレンドの中で高値つかみを避ける伝統的なエントリー手法
・テクニカルチャート分析を利用する
特に重要なのが
☆ チャートを複合時間足で分析する
ことです。
長期足からチャートを落とし込んでフラクタル構造の中の短期足でエントリーします。
エントリーの原則は以下です。
・ダウ理論でトレンド転換
・押し目買い
・ピラミッティング
・レンジサポートラインでの反発
注意点は、ビタビタの底値では拾えない、ということですね。
「頭と尻尾はくれてやれ」です。
テクニカル分析をマスターする際にはマーケットのテクニカル分析がおすすめです。
マーケットのテクニカル分析は、これ1冊でテクニカル分析の基礎から応用まで勉強できる素晴らしい本だと思います。
その5 CXSEチャート分析 エントリーポイント
CXSE 月足チャート
最高値〜ピーク時は約66%マイナスになってしまっています。
人気のときに掴んじゃった場合は相当な損失を食らってしまっていますね。
CXSE 週足チャート
2021/2から、ひたすらのダウントレンドで、全くトレンド転換する気配もなく、ロングのエントリーをするチャンスすらありませんでした。
CXSE 日足チャート
いわゆる「ダウ理論」でいう戻り高値が43.7だったのが、さらに下落したため日足ベースでみると31.6まで下がってきました。
さらに言えば、週足ダウントレンドラインに沿って動いている状態ですね。
この戻り高値31.6付近をしっかりと超えれれば、「ダウ理論」におけるトレンド転換の1つ目のポイントだと考えています。
ここを超えてくるまでは大きな時間軸ではダウントレンドですので、エントリーはしません。
いわゆる「落ちるナイフ」を掴まされる危険があると思います。
・ダウ理論でトレンド転換
・週足逆トレンドブレイク
・ダブルボトムやトリプルボトム、逆三尊の形
手書きで書いたようなチャートを描いてくれたらエントリーしてみたいと思います!
本日のまとめ 2022年10月 CXSE チャートテクニカル分析
・中国共産党指導部の新体制を懸念して24日の中国・香港株式市場は大幅下落
・戻り高値が下の価格に更新
・ダウ理論、トレンド転換、逆トレンドブレイクでロング
・チャートを複合時間足で見る ※底値では拾えない
以上、ご参考になれば幸いです。
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