こんにちは、かずです。
今回は反響を頂いた以下のTweet
今回、日銀がYCCイールドカーブ・コントロールの見直しを行い、10年金利誘導を従来は±0.25%から±0.50%に上げました。
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2022年12月20日
これが
「日本経済にとって非常にまずい理由」
を解説していきたいと思います。
なにぶん、僕はただの医者で経済学者でもなんでも無いんで、そこんとこお手柔らかにお願いしマス!
このTweetの一連をまとめてみました!
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日銀のYCCの影響 今回の改定は日本経済にとってまずいのでは・・・?
10年金利誘導を従来は±0.25%から±0.50%に上げました。
これが「日本経済にとって非常にまずい理由」を解説していきたいと思います。
なにぶん、僕はただの医者で経済学者でもなんでも無いんで、そこんとこお手柔らかにお願いしマス!笑
正確にマクロ経済学を理解したい方は基本知識がないと厳しいので
奇跡の経済教室をおすすめします。
これ以上、マクロ経済をわかりやすく説明した本はないと思います。
まず、日本は30年近い長期デフレ(ディスインフレ)状態でした。
要するにGDPが全くあがってこなかったのです。
所得=支出=生産
が成り立ちます。
要するに所得が30年近く上がってないんです。
こんな国は世界中で日本くらいです。
その中で、消費税増税を始め、国民が消費をしにくい状況を作ってきました。
国民が消費をしなければ、企業は儲かりません。
概念としてGDPは以下の構成要素からなります。
GDP=民間投資+消費+政府支出+純輸出(=輸出ー輸入)
消費をしないから企業は儲からない。
設備投資もしない。
加えて政府支出も日本は米国中国に比べて抑え気味。
よってGDPが30年間もろくに成長してこなかったのです。
このような最悪の経済状況の中、デフレギャップというものが常に存在し続けました。
デフレギャップとは皆さんがモノやサービスを生産する力より需要が少ない状況です。
需要がなければモノは売れません。
売れなければ、価格を下げざるを得ない。
そうすると利益が減るので当然、賃金もあげれない。
そうやってデフレ・スパイラルが起こっていたのがここ数十年の日本です。
そんな中、日銀だけは唯一正しい金融政策をおこなっていました。
短期も長期も金利を抑え込み、企業や個人が資金調達しやすくして、経済を回すように設定してくれていました。
しかし今回、イールドカーブ・コントロールの見直しで金利が上昇。
そうするとどうなるか?
資金調達コストが上がるということは、今まで企業が低金利で借り入れできた資金が調達しにくくなり、経済を圧迫します。
低金利だから利益をあげられていた企業群は儲からなくなり、より賃金が下がってしまうかもしれません。
また、住宅ローンですが
皆さんの借り入れコストがあがってしまい、返済が圧迫される。
(これは正確には、変動幅を広げたのが10年債金利なので長期プライムレートが影響を受けるのは固定金利で変動金利で組んでたら短プラなんで政策金利と連動して急に影響ない気もします。連動していずれ政策金利も今後上がる力学が働くでしょうが、ここは詳細は専門家に聞いて下さい…)
さらに自宅保有者だけでなく賃貸も中長期的には不動産投資をしている人の資金調達コストが上がるなら、当然連動してあがっていくはずです。
(でないと不動産企業が赤字になりそもそも成り立たない)
要するに、あらゆる分野で日本経済にダメージを与えてしまいます。
今、米国FRBが行っているようなインフレ状態の国で金利を上げるのは正しいです。
物価が上昇しすぎているので、抑制する必要があります。
しかし、日本は真逆です。
デフレギャップが存在する日本経済下で金利を上げてしまうと、上記説明したように
日本経済にとって非常にまずいのです。
今、日本のCPIが上昇しているのはコストプッシュインフレによるものです。
ロシアウクライナ問題など地政学的なリスクで食品・エネルギー価格が高騰。
エネルギー価格の上昇に連動して生産コストもあがってしまい物価も上昇
※(コアコアCPI)は前年比2.5%
賃金が上がってないのに、物価が上がっては景気は悪くなってしまいます。
※スタグフレーションといいます。
以上、簡単でしたがご理解いただけたでしょうか?
あーしんど笑
これ以上わかりやすく説明するのは僕には無理
あとはこれ読んで笑
本日のまとめ 日銀イールドカーブ・コントロール見直しの日本経済への影響
以上、Tweetのツリーを見やすく一連の文章でまとめました!
・GDPの公式を理解しよう
・経済状況により金利は上げてはいけない時がある→より不況に!?
・日経は下落、USD/JPYは円高へ
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