こんにちは、かずです。
今回は、バブル景気の発生と崩壊について、貨幣発行・消滅のメカニズムを踏まえて
というテーマでお話してみました。
好景気、不況っていうけど、いまいちなんのこっちゃわかってへんねん。。。
っていう方のご参考になれば幸いです!
ほな、いきまっせ!
ぽちして頂けると、ごっつい嬉しいです!
↓
その1 まずは基本定理 貨幣発行と消滅のメカニズム マネーストックとは?
お金の発生
・民間信用創造
お金の消滅
・国債の償還
借金の返済
例えばコロナ給付金→政府の赤字は民間の黒字ということがわかります。
これは、地動説(地球は太陽の周りを回ってる)のようなもんで
F=MAを知らないと、力学 運動方程式 運動エネルギー 物体の運動メカニズム
が理解できないのと同じですね。
「金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量」
具体的には、一般法人、個人、地方公共団体などの通貨保有主体(金融機関・中央政府を除いた経済主体)が保有する通貨(現金通貨や預金通貨など)の残高を示します。
正確にマクロ経済学を理解したい方は基本知識がないと厳しいので
奇跡の経済教室をおすすめします。
これ以上、マクロ経済をわかりやすく説明した本はないと思います。
その2 バブルの発生のメカニズムとは?
・1,985年 プラザ合意
目的は、ドル安によって米国の輸出競争力を高め、貿易赤字を減らすこと。
これがプラザ合意です。
過度なドル高の対策に頭を痛めていた米国
ニューヨークのプラザホテルに先進国5カ国の大蔵大臣(米国は財務大臣)と中央銀行総裁が集まり会議が開催
この会議では、ドル安に向けた各国の協調行動への合意が発表。
基軸通貨であるドルに対して、参加各国の通貨を一律10~12%の幅で切り下げることを行う為に、外国為替市場で協調介入をしました。
合意を受け、急速な円高が進行。
プラザ合意前日の東京市場では1ドル=242円、1ドル=128円まで進行しました、
円高で競争力の落ちた日本国内の輸出産業や、製造業を救済する為、
円高対策として、1987年2月までに5回の公定歩合引き下げ、当時としては、戦後最低の2.5%まで落としました。
金融市場では、急激な円高により、米国債券などに投資していた資金に為替差損が発生していたので(今の逆ね!)運用資金は為替リスクのない、国内市場に向けられました(国内の内需の拡大・ポイント!!!)
金融緩和→マネーストック増大
→融資ハードル低く土地価格上昇
→資産担保価格が上昇したことによるさらなる貸し出し
→マネーストックと国内需要の増大による空前の好景気→株価上昇
これがバブル!
その3 バブル崩壊のメカニズムとは?
バブル景気を冷やすために次の規制を行いました。
・総量規制
総量規制とは、借り過ぎや貸し過ぎを防ぐために設けられた融資限度額に対する規制です。
それまで無制限に融資を受けて土地を購入していた企業や個人は、一定以上の融資を受けられなくなり、土地を購入できなくなりました。
当然、土地の需要が下がり、土地価格もが下がります。
・公定歩合の引き上げ いわゆる金融引き締め
日銀が公定歩合を引き上げました、
1988年に2.5%だった公定歩合は、1990年代初期に向けて段階的に6%まで引き上げ
金利が高くなれば支払う利息が増え、融資を受けにくくなり、総量規制と併せて土地の購入が難しくなったのです、
結果的に地価が暴落しました。
・地価税の導入
1991年5月に一定以上の土地を持つ人に税金を課す地価税が導入され、多くの土地を持つ企業や個人ほど高額な税金が課税するシステムが導入
これらの政策の結果、世紀の大不況に突入してしまいます。
その4 そして、失われた20年(30年)のデフレ不況へ
バブル崩壊後、悲惨な日本経済を立ち直らせるべく、小渕内閣は強力な財政出動
マスコミはこれをバラマキ政治と批判
今思えば、当時はバブル崩壊後の日本経済を立ち直らせるために
マネーストック増大すべきだったので、正解だったと思います。
こちられいわ新選組さんのHPより日銀の資金循環統計です。
政府部門が赤字を発生させると、民間部門が黒字になって対比されているのがわかります。
その後、どんどん財政出動額は減少
誤ったマスコミ批判に負けず、リーマンショック、東北大震災、第二次安倍政権のしょっぱなのみは財政拡大を行うもその後どんどん財政出動を減少させる
当然、民間の黒字はそれに伴い減少する
マネーストックと株価(リスク資産)は正比例の関係にあるので
日経株価も軒並み下がってしまいます。
➡️2010年ぐらいからのマネーストックM2と
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2022年9月9日
各指数(S&P500・NASDAQ・ダウ)との比較チャート
2020/2コロナ以降の金融緩和の異常具合と
それに相関する株式相場の連動が見て取れる
そして
➡️QTは9月から「本格化」
上限が950億ドルに引き上げられるhttps://t.co/sL92gDRq15 pic.twitter.com/3tN9kreAqz
その5 日銀のイールドカーブ・コントロール
政府は一向にマネーストック増大にむけて動いてくれないので(財政出動)
・日銀は貸し出しをしてもらうために低金利(マイナス金利)を維持→YCC
なにがしたいかというと民間信用創造で「皆に貸し出ししてもうてマネーストックを増大させたい!!!」
と、前日銀総裁の黒田さんが頑張ってくれてました。
日本政府で唯一の正しいマクロ経済政策を実行されていたと思います。
ところがどっこい、民間にもう需要がない。。。
・いくら低金利でも金借りてまで商売して儲かる算段がない
・そもそも金融機関もしょぼい金利で貸し出しても利益がうっすい→100%安心な国債こうとけ(国債破綻の嘘→CDS利率低い)
さらによく言われるのが内部留保問題
これは、企業内にバブル崩壊後のトラウマがあったといわれます。
当時、金融機関に貸し剥がし、貸し渋りをくらって倒産しまくったため、
融資に頼る経営がしにくい環境になりました、
なるべく体力を残存させるために内部留保を確保する傾向になり
よって賃金も上げにくくなったという説があります。
さらに外資からの株主資本主義への外圧
(日本国内市場で経済拡大しててずっこい!我々も参入させろ!)
・現在は株主が外資に参入されている(これは僕たちも米国株買ってますけども笑)
賃金は上昇しないものの、株主配当はうなぎのぼりです。
その6 結論;日本経済復活への道!!!(個人的意見)
ここからは、個人的な僕の意見です。
いやいやいやいや勘弁してGDPも所得もあがってへんから。。。
むしろ減税して
・国内市場の再歓喜を促す
・国内需要の拡大
・マネーストック増大が国内の企業、市場へ回るシステム
・国内インフラ、防災、一次産業などなどへの投資
が重要かと思います!
以上、ご参考になれば幸いです。
あーしんど笑
これ以上わかりやすく説明するのは僕には無理
あとはこれ読んで笑
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