確率を制するものは人生を制する

数学・確率・統計を背景とした投資や、確率を用いた様々なテーマについて扱っていきます。

(株式・FX)NASDAQ 最高値更新! 着いてきてくれた人、勝ったよな? 2024/4 テクニカルチャート分析+ドル円振り返り

 

 

 

 


こんにちは、かずです。

 

youtu.be

 

 

 

 

今回は、ついに最高値を更新して、イケイケドンドン状態のナスダックについてお話していこうと思います。

約2年前、NASDAQ3倍ショートに始まり、その後ドテンロング。

信じて乗っかてくれた人達には、爆益をもたらしたんやないかと自負しております!

 

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画像にするとこちら

2022年はNASDAQを3倍でショートして、そこからドテンロングで今に至ってます。

 

 

SNSによくある後出しジャンケンではなく、当時のリアルタイムでX(旧ツイッター)でもお話してますので、ご参考下さい。

 

 

 

 

 

 

 

今回もナザールさんトラインベストを引用させていただきました。

トラインベストは、デザイン性に優れ初心者にもわかりやすく投資の知識が身につくように構成されています。

 

別にお金かけなくても、こういう優良ブログがあるので、まずこういう記事で勉強していくのがいいと思います。

 

では、前置きはここまでで

ほな、いきまっせ!

 

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その1
 今日初めて読んで頂く方のために QQQ(NASDAQ100)の特徴

 

・ダウ平均、S&P500を超える利回り

・円建てで年平均12%

ボラティリティがでかい

・損失も大きい(20-40%下落は数年に1回)

・2000年のITバブル崩壊後に80%の下落

・元本割れ確率も高い

 

 

日本国内で運用するので円建で見たほうがいいですね。

 

ナザールさん トラインベストより引用

暗黒のQQQ|再び暴落したらどうなる?|トラインベスト

 

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直近10年こそ調子いいものの、2000年代は終わってますね。

2000年の価格に戻ったのはなんと16年後になります。

 

と、いうことで元本割れ確率を減らすには17年もかかるETFということになります。

わりと無頓着に買ってる方も多いかもですが、結構なリスク商品なの、おわかりいただけたでしょうか?

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こういう動きの商品ならドルコスト平均法」が有利なんちゃうん?

と、思われた方。

残念です…。

 

2000〜2009年の区間であれば積立でも元本割れ…

 

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と、いうわけで、S&P500やオルカンのように思考停止で積み立てるETFではないかな。と思い、僕は個人的にテクニカル分析を用いて運用しています。

 

 

その2 なぜ、金利上昇局面では、QQQ等のグロース系の株式は弱いのか?

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こちらwikipediaからですが、「割引現在価値」という概念を用います。

これを抑えた上で・・・

 

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原則的に、株式は債券よりリスク(ボラティリティ・価格の変動幅)が大きいため

金利1%の世界観であれば「まあ、しゃあないわ」と株式に資金が流入しますが、これが金利3%になればどうでしょう?

 

2%の差であれば、安全な債券で回そうと考える投資家も多くなります。

これが急激な金利上昇相場に株式が弱い理由です。

※単純に企業側の資金調達コストが上がるという側面もあります。

 

では、同じ株式でもバリュー、グロースではどうでしょうか?

 

・バリュー系株式

こちらは、わりかし直近の業績を株価に見込んだものです。

 

・グロース系株式

こちらは5年後、10年後の成長を株価に織り込んでいます。

 

さて、、、

 

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FV(将来価値)=PV(現在価値)×(1+金利^n)

こちらファイナンスの公式ですが、要は現在の100万円って数年後の金利で増える分を加味して価値を決めます。

 

直近の業績を見込んだバリュー系株式に対して、数年後の成長を織り込んでいるグロース系株式は、たった数%の金利上昇でも複利効果も加味して「それ以上のリターンをくれないと割に合わない」と資金が流出しやすくなります。

 

これが、グロース系株式が”急激な”金利上昇相場に株式が弱い理由です。

 

ちなみに、NASDAQはS&P500と比較して

金利感応度が高いという資質があります。

 

S&P500と比較して1.5-2倍程度と言われています。

 → 金利上昇時にPERが下がりやすい

 → 当然、株価も下がりやすい

 

株価とPER、EPSの式はこちら

 

株価=PER×EPS

PER;株価収益率 1/PER;益利回り

EPS;1株あたりの利益

例)株価1万円=

EPS1000円、PER10倍(益利回り10%)

 

 

 

 

 

 

その3
 2024/4 雇用・経済・金融政策、直近のファンダメンタルズ状況は

FRB 3月 FOMC

インフレ率が持続的に2%に向かうとの確信が得られるまで、政策金利の誘導目標のレンジを引き下げるのが適切とは思わない

 

*6月利下げ予定  *利下げは3回の予定(白紙)  

 

*雇用統計 雇用者予想   20万→30.3万(非農業)       

平均時給予想 + 4.1% → +4.1%       

*経済、雇用ともに強くインフレ再燃か

 

日銀金融政策が大きく変更

*マイナス金利解除 *YCC撤廃

 

こんな感じで、経済、雇用とも強く、インフレの再燃が懸念されている状況です。

 

その3
 2024/4   NASDAQ  テクニカルチャート分析

 

さて、ファンダメンタルズはそれとして、僕はテクニカルトレーダーです。

 

直近のチャートを見ていきましょう。

こちらNASDAQの 2024/4現在の週足チャート

フィボナッチ38.2%で反転して、その後ひたすら上昇。

 

 

2024/4現在の日足チャートです。

 

 

ダウ理論で戻り高値を超えて、平行チャネルラインに上限をブレイクアウト

押し目を形成してブレイクアウトしたので、エリオット波動の第3波を狙いロング!

さらにアップトレンド中なので、得意のピラミッティングの場面です

 

後出しジャンケンじゃないのを確認したい方!

前回記事でご確認どうぞ

 

トレンドが発生しているときはひたすら乗っかる

です。

 

2024/1時点での日足チャート

 



 

ここで少し閑話休題

 

僕は「相場を後付で解説する能力」と「実際にトレードで利益を出す能力」とは

全くの別物だと考えています。

 

ですので、投資関連の情報発信者を見る時

実はここでエントリーしていました、利食いしてました等の

「後だしじゃんけんをしているだけなのか?」

 

それとも相場の先がわからない状態で、負けを晒す可能性があるにも関わらずリアルタイムで「エントリーを先出ししているか?」を非常に重要視しています。

 

そして、負けを晒す可能性があるにも関わらずリアルタイムで「エントリーを先出ししている」発信者には最大限の敬意を評すと同時に、実力者であると推察しています。

自信がなければ、そんなことはできないからです。

 

名著「デイトレード」の中で僕のとても好きなフレーズがありますので引用します。

 

デイトレードP25-26より

『多くのウォール街のアナリストはなぜ事後の説明に満足するのか?事前に予想を出すことは評判を落とす。しかし、今後何が起こるかに注力することのほうが遥かに重要である。勿論、常に正しいわけではないが今後起こることを話す根性のある者に、我々は敬意を表する』

 

全くの同感です。

・投資の知識が抱負であること

・実践のトレーディングスキルが高いこと

 

この2つは全く別の技術だと考えています。

僕は専門家に比べて投資・金融の知識は乏しいといえるでしょう。

 

しかし、実践のトレーディングには少しだけ自信があります。

 

せっかく貴重な時間をさいて、僕の各種コンテンツを見ていただいているYoutubeの視聴者様や読者様には「投資の知識は身についたけど実際に投資で勝ててない」じゃ全く意味がないので、、、。

 

ぜひとも「実際にトレードで利益を出す」強者になっていただきたいと考えて、各種コンテンツを作成しております。

 

毎回使う専門用語がわからないよ…という方は、チャートパターン、テクニカル分析の教科書としてマーケットのテクニカル分析がおすすめです。

 

マーケットのテクニカル分析は、これ1冊でテクニカル分析の基礎から応用まで勉強できる素晴らしい本だと思います。

 

 

 

その4 今週のUSD/JPY 2024年4月 第2週

 

では、毎週恒例のドル円の振り返り、いっときましょう!

今週は大きな変化がありました。

 

週足チャート

 

 

ダウ理論の最後の押し安値が2022/8になります。

CPIきっかけについに最高値の152円付近をブレイクアウト

これにて長期足でもダウ理論で目線が上になりました。

 

日足チャート

 

 

長期足レジスタンスラインの152円をついにブレイクアウト

次の抵抗帯はしばらくありません。

 

 

4時間足チャート

 

 

CPIきっかけに、ロングをピラミッティング

4/15現在でロングポジショントータル+400pips

このままホールドしていこうと思います。

 

本日のまとめ NASDAQ 最高値更新! 2024/4 テクニカル分析

 

・最高値更新

・テクニカルでダウ理論転換

エリオット波動の第3波

・アップトレンド中はピラミッティング



以上、ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

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