2023年に入って、2022年だだ下がりだったNASDAQがグングン上昇の兆しを見せてきました。
2022年の2月にNASDAQ3倍ショートをしたのですが、ショートポジションを手仕舞いしました。
その根拠、テクニカル分析、その後の動きについて考察していきますので、宜しくお願い致します!
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↓
その1
QQQ(NASDAQ100)の特徴
まずは、NASDAQの基本のおさらいから。
・ダウ平均、S&P500を超える利回り
・円建てで年平均12%
・ボラティリティがでかい
・損失も大きい(20-40%下落は数年に1回)
・2000年のITバブル崩壊後に80%の下落
・元本割れ確率も高い
以上のように、結構なリスク商品です。
その2 なぜ金利上昇局面でグロース系の株式は弱いのか?
原則として金利上昇局面では、ダウ平均やS&P500に比べてNASDAQのようなグロース系を多く含むETFは弱くなる可能性が高いですが、それは以下のような理屈からなります。
こちらwikipediaからですが、「割引現在価値」という概念を用います。
これを抑えた上で・・・
原則的に、株式は債券よりリスク(ボラティリティ・価格の変動幅)が大きいため
金利1%の世界観であれば「まあ、しゃあないわ」と株式に資金が流入しますが、これが金利3%になればどうでしょう?
2%の差であれば、安全な債券で回そうと考える投資家も多くなります。
これが”急激な”金利上昇相場に株式が弱い理由です。
※単純に企業側の資金調達コストが上がるという側面もあります。
では、同じ株式でもバリュー、グロースではどうでしょうか?
・バリュー系株式
こちらは、わりかし直近の業績を株価に見込んだものです。
・グロース系株式
こちらは5年後、10年後の成長を株価に織り込んでいます。
さて、、、
FV(将来価値)=PV(現在価値)×(1+金利^n)
こちらファイナンスの公式ですが、要は現在の100万円って数年後の金利で増える分を加味して価値を決めます。
直近の業績を見込んだバリュー系株式に対して、数年後の成長を織り込んでいるグロース系株式は、たった数%の金利上昇でも複利効果も加味して「それ以上のリターンをくれないと割に合わない」と資金が流出しやすくなります。
これが、グロース系株式がバリュー系に比べてさらに”急激な”金利上昇相場に株式が弱い理由です。
その3
2023/6 NASDAQ テクニカル分析
さて。
と、いう前提条件を踏まえた上で。
僕はテクニカルトレーダーです。
僕はトレードを行う際に、次のことに細心の注意を払います。
①まず事実(数字)を見る
②それを客観的に分析する
③その結果をもとに行動指針を決める
これができてないと、相場は見誤ると思うのです。
たまに①→②→③の順ではなく逆から行う方を散見します。
「こうこうだから、自分は上がると思う。」
そう決めつけてしまうと、上がる条件に沿った情報ばかりを集めてしまいます。
ですので、できるだけ感情を省くようにしています。
チャートは感情は関係ありません。
なので、僕はテクニカル分析を重視しています!
さて、僕は、2022/2/10に赤丸の場面でNASDAQ3倍でショートをしています。
NASDAQ3倍でショートしてみまーす😎
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2022年2月10日
(NASDAQ3倍ベア)
ちょっと早いけど、ロング勢が最後の逃げ場として
エリオット波動修正C波入る手前のこの辺かな〜っと
「戻り売り」が入りそうな
▶️フィボナッチ50%
▶️200MA手前
▶️100/200MAデッドクロス
⤵️ベアチャートレジサポ転換
で3倍ショート⤵️⤵️⤵️ pic.twitter.com/ylxvK2HfPs
では、直近のチャートから環境認識をしていきましょう。
週足チャートです。
フィボナッチ61.8%で反発をみせてますね。
2022年10月の前回安値付近は、サポートラインとして買いが入ってくる可能性の高いラインです。
ですので2023年の1月に入ってすぐ、僕はNASDAQ3倍ショートを利食いしています。
NASDAQ3倍ショートを一部利食いました。
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2023年1月6日
+57%
昨日もお話したように米株はここからレンジ形成しそうで10100サポートラインも強そうなので一部利食い。
残りは底抜けまで付き合います😅
米株に対してCXSE(中華QQQ)は
エントリーからで堅調に推移して
+7.6%https://t.co/ks1bleHeLm https://t.co/W0dLVbTIsB pic.twitter.com/sX3kFZJhsA
根拠を週足チャートで見てみましょう。
これは、2023年に入ってすぐのNASDAQチャートです。
トレードは当然、先が見えない状況での判断が迫られ、後出しジャンケンなんて通用しませんので、根拠を元にエントリー、エグジットを決断する必要があります。
この時点での根拠は
・週足フィボナッチ61.8%
・サポートライン
・週足ダブルボトム
です。
反発の可能性が高いと判断し、ここで利確です。
結果はこちら。青丸が利確ポイントです。
こんな感じで、テクニカル分析をマスターすることで、ある程度は確率的に相場の方向性を判断することが可能と考えています。
チャートパターン、テクニカル分析の教科書としてはマーケットのテクニカル分析
がおすすめです。
マーケットのテクニカル分析は、これ1冊でテクニカル分析の基礎から応用まで勉強できる素晴らしい本だと思います。
さらに、3月末に全てのショートポジションを少しのマイナスで手仕舞いしました。
▶️NASDAQ3倍ショート 手仕舞い
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2023年3月22日
最後のポジションは-7.5%でフィニッシュ
同時にQQQロング
・週足フィボナッチ61.8%
・週足ダブルボトム
・逆トレンドブレイク
・日足並行チャネラインブレイクアウトhttps://t.co/5dHVESb9zv https://t.co/mcAQ37Bqtp pic.twitter.com/7SEqf0QEcr
まずは週足フィボナッチ61.8%のサポートライン、ダブルボトムから反転し
ダウントレンドの逆トレンドブレイクを見て。
さらに、マルチタイムフレーム分析します。
日足に落とすと、平行チャネルラインを形成していました。
ここをブレイクアウトしたためショートは手仕舞いの方針、ロングに切り替えとしました。
さてさて、その後の動きを日足チャートでみてみます。
少しワイドにして週足でみてみましょう。
フィボナッチ61.8%、10500付近できっちりサポートラインがワーク
ここまで逆三尊、ダブルボトムを作ってしまったら、赤いレンジゾーンを割り込むのは、困難やないでしょうか。
ってことでロングツッパです!
さて、今年はNASDAQどうなるでしょうかね?
楽しみです!
本日のまとめ NASDAQ 2023/6 テクニカル分析
・2022/10につけた最安値付近でサポートされ上昇
・前回安値は、コロナショックの押し目からフィボナッチ61.8%、強いサポートライン
・平行チャネルラインをブレイク・レジサポ転換狙い成功か!?
以上、ご参考になれば幸いです。
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