2022年は株式相場にとっては散々な年でしたが、2023年に入ってアップトレンドに転換したはずの株式相場がまた雲行きが怪しくなってきました。
そこで、3年ほど前まで人気絶好調だったはずの、もう誰も話題にすらしない米国高配当ETF、SPYDの解説とテクニカルチャート分析についてお話します。
このSPYD、いわゆる時価総額加重平均のオーソドックスなインデックスETFと比較して、少し変な動きをします。
その理由とチャートについても解説しますので、ご参考になれば幸いです。
ブログ、Youtubeで取り上げましたが、チャート通りきっちり反応してくれてるので(ETFは、ほんまにテクニカル分析が効いてくれる笑)
今回は、いつもお世話になっているナザールさんのブログの神記事
「驚愕!SPYDの30年トータルリターンはS&P500を上回る!」
この記事、まじで神記事です!
何度も読んでほしいので、何回も取り上げていきます!
これを引用させていただきながら、チャートでポイント解説をしていこうと思います。
ほな、いきまっせ!
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↓
その1 SPYDという商品の特徴
SPYDという商品の特徴は以下のようなものです。
・スマートベータ
・S&P500指数構成銘柄の〜配当利回りの高い銘柄
・約80銘柄
・均等ウェイトポートフォリオ
・経費率 0.07%
「いわゆる時価総額加重平均の代表的なETFと異なる動きをする」
「価格が上昇する株を売却し、不人気銘柄を取り入れる」
こんな感じで、SPYDは時価総額加重平均のインデックスと違って、小型株の影響を大きく受けてしまいます。
また、こういった感じで値上がり株を売却し、不人気銘柄を取り入れる、いわゆる逆張りの手法に近い買い方ですね。
この特徴のため、かなり変わった動きをします。
コロナ後のチャートでS&P500とSPYDを比較してみましょう!
S&P500 週足チャート
SPYD 週足チャート
全く違った動きをするのがわかりますね。
少しテクニカル分析に詳しいお方なら
「ん?SPYDのほうがレンジの期間が長いな。」という特徴を読み取られるかもしれません。
後で解説しますが、この特徴のためSPYDの買い増しは、レンジサポートラインの買い、という手法が機能すると思っています。
その2 SPYDの過去のパフォーマンスは?
2015.10-2020.9のパフォーマンス比較です。
ご覧の通り、S&P500にかなり劣後しています。
特にコロナショック後からの回復が他のS&P500やNASDAQと比較して遅れていたため、2020年にはSNSでボロっカスに糞味噌に叩かれていました。
それを見て「あ、ラッキー、チャンスや」と思い
コロナショック後に、僕がSPYDをどんどん購入していった詳細記事です。
【2020年ベストバイストック】SPYDがボロカスに言われてる?ほな買いやな笑
ほんまにだめなETFなのか?
皆がいうほどボロい商品なのか?
市場参加者は必要以上に”無駄に”買います。
そして必要以上に”無駄に”売ります。
こんなこというと身もふたもないですが
「株式というものは人が買わない時に購入しなければ、たいしたリターンは得られない」ものだと思っています。
僕がトレードの教科書としている「デイトレード」には、ストレートな表現でこう示されています。
「株式を取引するとは、人を取引する、である。あまりに多くの初心者が、トレードには必ず反対売買の相手がいることを意識していない。株式を買うということは、必ずその株式を売ってくれている人が存在する。
トレーディングを成功させる要素は、2種類の欠点を持った人を探すことが必要である。割安な値段で売ってくれる人、割高な値段で買ってくれる人。
換言すれば傲慢ではあるが、トレードを成功させる能力とは「馬鹿を探す作業」である。」
過激な表現ではありますが、事実だと思います。
デイトレードは投資・とくに投機をやりたい方にとっては名著中の名著だと思います。
さて、そんな僕のSPYD購入を後押ししてくれたのが、ナザールさんの神・検証記事です。
ちなみに、SPYDは一般的に時価総額加重平均より劣ると言われがちですが
長期のトータルパフォーマンスではS&P500を凌ぐ設定になっています。
個人的にこのようなデータ、背景から「長期で見た場合」
SPYDが、必ずしも時価総額加重平均に劣るとは考えていません。
その4
2023/10 SPYDのテクニカルチャート分析
さて、ではチャートを見ていきましょう。
週足チャートです。
コロナショックからフィボナッチ38.2%、ダブルボトムをつけたラインがサポートとして機能しそうでしたが、そこを割り込んでフィボナッチ50%ラインを目指しそうです。
日足チャート
日足でみると、36のサポートラインを完全にブレイクしてしまいました。
いわゆるダウ理論の押し安値をも割ってしまい、現状、ダウントレンドになっています。
買い増しをするためには37.5の戻り高値を超えてくる必要があると思います。
いまはテクニカル的にロングは様子見ですね。
より効率的に細かくエントリーするなら、マルチタイムフレーム分析で時間軸を落とすのが有効です。テクニカル分析をマスターする際にはマーケットのテクニカル分析がおすすめです。
マーケットのテクニカル分析は、これ1冊でテクニカル分析の基礎から応用まで勉強できる素晴らしい本だと思います。
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本日のまとめ 2023年10月 ナザールさんと考察する! SPYD テクニカル分析
・SPYDは、時価総額加重平均のインデックスと異なる動きをする
・長期トータルリターンは良い
・ポイントを捉えれば効果的に買い増しできる
以上、ご参考になれば幸いです。
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