こんにちは、かずです。
今回は毎年恒例の、ななしさんによる年末ブログイベント
に参加させていただきました。
みとべ@つみたて母さん様からバトンを頂きました。
毎年、お誘いいただき、感謝感謝です!
ななしさん、有難うーーーーーーー!!!!!!
とはいえ、2022年は株式全般にとって厳しい年であり、この指数、この銘柄で爆益〜!
というのは、あまりなかった思います。
じゃあ、どうすんの?
株が下がってるときはどうしたら儲かるの?
下がってるんやったら「売り」で入ればいいんです笑
為替のトレードで、よくUSD/JPYのショートをいつもやってますが
そのノリでやっていたら大きくリターンが出たので、今年はこれを紹介しようと思います。
すなわち、今年の僕のベストバイストックは
「NASDAQ3倍 ショート」です。
他の方の紹介する、いわゆる一般的な株式と全く違い、トレード要素が入ってきますが
チャートの解説と同時にお話していきます。
年末ですし、酒でも飲みながらエンタメとしてご覧下さい。
ほな、いきまっせ!
ぽちして頂けると、ごっつい嬉しいです!
↓
その1
QQQ(NASDAQ100)とは? 2022年までの相場は・・・
まずはじめに、NASDAQの代表商品であるQQQの簡単な説明です。
・ダウ平均、S&P500を超える利回り
・円建てで年平均12%
・ボラティリティがでかい
・損失も大きい(20-40%下落は数年に1回)
・2000年のITバブル崩壊後に80%の下落
・元本割れ確率も高い
以上のような商品で、2022年の下落相場が来るまでは、大人気の商品でした。
そして通称レバナス(NASDAQ2倍レバレッジの商品)も同時に大人気でしたね。
こちら、コロナから2022年が始まるまでのNASDAQの週足チャート
コロナの最安値から、実に3倍近い価格上昇を伴っています。
そら、こんな上昇相場みたらみんな乗っかりたくなりますよね。
そして起こったのが空前の「レバナスブーム」
このNASDAQにレバレッジをかけた商品が大人気となりました。
楽天レバレッジNASDAQ-100が発売されたのが2022年の11月
発売当時がまさに天井で、この後、NASDAQは下落の一途をたどることになります。
その2 当時のNASDAQレバレッジブームに対する心境と戦略
僕自身は、NASDAQのレバレッジブームには乗っかりませんでした。
個人的にレバレッジ商品というのは短期〜スイング気味にトレーディングとして利用する商品であり、積み立てたり、長期ホールドするような代物ではないと考えていたからです。
くわえて同時に、エリオット波動の第5波の可能性も考えていました。
エリオット波動とは、ラルフ・ネルソン・エリオットによって1938年に研究・発見された歴史ある理論です。
「相場波動は5つの上昇波と3つの下降波を基本としてひとつの周期が成り立っているとする考え方」というものです。
これらの周期は集団心理によって繰り返されており、様々な時間軸において観察され、株式のみならず為替や先物、あらゆる相場に関連する分析手法として用いられています。
以下の図を見ていただくと、第5波のパターンがつかめると思います。
この本はめちゃくちゃいい本で、テクニカル分析の基礎〜応用がこの1冊に全て詰め込まれてると言ってもいいでしょう。
読むのはめんどくさいって方はオーディブルで聞き流しするのもいいと思います。
たまに
Audible (オーディブル) 会員登録 | Amazon.co.jp
キャンペーンをやっていて無料期間とかあるので興味があれば無料期間に登録しといてお試ししてみるのもいいですね。
第5波が起こっている時の大衆心理は
「うわ、これ以上待ってたらブームに乗り遅れる…。。。どんどん高値で買うことになるなら急いで買わないと。。。」と、いうもの。
ところがエリオット波動第5波が起こる頃はすでに高値掴み、というのが相場で毎回毎回、もう飽きるくらい繰り返してきたパターンになります。
いわゆるバンドワゴン効果ってやつですね。
※wikipediaより
バンドワゴン効果とは、ある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果。「バンドワゴン」とは行列先頭に居る楽隊車であり、「バンドワゴンに乗る」とは時流に乗る・多勢に与する・勝ち馬に乗るという意味である。
乗り遅れる〜!と焦って乗ろうとしたら、もうバンドワゴンが重すぎて動かず、目の前の人々をなぎ倒して車上の人も一気に逃げる。
相場の下落時の大衆心理によく例えられます。
SNS等で強烈なブームが起こった投資商品が、そのブームを天井に軒並み悲惨な状況に追い込まれた事例を、みなさんも1つや2つでなくご存知だと思います。
こういう高値掴みを避けるための合言葉は「群衆に乗っかるな」です。
その3
NASDAQ3倍ショート エントリーの根拠
とはいえ、エリオット波動の第5波はどこまで続くかはわかりません。
上がりすぎたからそろそろ下がるやろう…なんてテキトーな根拠でショートエントリーは出来ません。
なので、僕がエントリーをするときは、まず「目の前にある事実」を見ます。
2022年1月に入り、NASDAQの価格は下落してきました。
そしてこれが重要なことですが、赤い線の最後の押し安値(ラス押し安値と呼んだりしてます)を1/21の時点でブレイクしています。
これは、ダウ理論でいうところのトレンド転換の示唆になります。
すなわち、ここからチャートの目線は下、ということになります。
これが思惑とか推測とか妄想とかじゃなく、目の前で起こった事実です。
この事実をもとに、確率的有意性をふまえ、期待値をもとにトレードをする手法こそがテクニカル分析によるトレードの勝ち方だと考えています。
※ダウ理論とは、チャールズ・ダウが1800年代に考案した理論で、それは今日「テクニカル分析」と呼ばれるものの多くの基礎となっています。
ここでは、詳細は割愛しますので、詳しく興味がある方は下記の書籍やAudibleで勉強してみてください。
参考;
僕は、2022年1月の時点で「NASDAQをショートで入る」と決めました。
僕はテクニカルトレーダーです。
トレードを行う際に、次のことに細心の注意を払います。
①まず事実(数字)を見る
②それを客観的に分析する
③その結果をもとに行動指針を決める
これができてないと、相場は見誤ると思うのです。
たまに①→②→③の順ではなく逆から行う方を散見します。
「こうこう、こうだから、自分は上がると思う。」
そう決めつけてしまうと、上がる条件に沿った情報ばかりを集めてしまいます。
ですので、できるだけ感情を省くようにしています。
チャートに感情は関係ありません。
なので、僕はテクニカル分析を重視しています。
その4
NASDAQショート 実際のエントリーポイントとその根拠
では、実際のエントリーポイントを決める根拠についてお話します。
1)まず、2021年に形成したアップトレンドラインをブレイクして逆トレンドブレイクしています。
2)また、前述の解説の通り、ダウ理論ですでに目線は下です。
3)そこから戻りが入り、ダブルトップを形成しました。
おまけでフィボナッチ50%の戻りが入っています。
全ての要素が売り(ここから相場が下落するサイン)を示しましたので
ここでNASDAQ3倍ショートを打ち込みました。
2/10に赤丸の場面でNASDAQ3倍でショートをしています。
NASDAQ3倍でショートしてみまーす😎
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2022年2月10日
(NASDAQ3倍ベア)
ちょっと早いけど、ロング勢が最後の逃げ場として
エリオット波動修正C波入る手前のこの辺かな〜っと
「戻り売り」が入りそうな
▶️フィボナッチ50%
▶️200MA手前
▶️100/200MAデッドクロス
⤵️ベアチャートレジサポ転換
で3倍ショート⤵️⤵️⤵️ pic.twitter.com/ylxvK2HfPs
ここから狙いっていたのはエリオット波動の修正C波です。
エリオット波動では「相場が大きく下落する際には、一度小さな戻りが入って(デッド・キャット・バウンスとよく言われますね)、その後、波動Cで一気に下落する」
と言われています。
参考;
為替のトレードで僕が最も得意とする
エリオット波動修正C波のショートパターンです。
2022年のNASDAQが、その後どうなったかは、皆さんよくご存知ですので以後は割愛します。
最後に私見を。
僕は「相場を後付で解説する能力」と「実際にトレードで利益を出す能力」とは
全くの別物だと考えています。
ですので、投資関連の情報発信者を見る時は、実はここでエントリーしていました、利食いしてました等の「後だしじゃんけんをしているだけなのか?」「すでに起こったことを理由をつけて解説しているだけなのか?」
それとも相場の先がわからない状態で、負けを晒す可能性があるにも関わらずリアルタイムで「エントリーを先出ししているか?」を非常に重要視しています。
そして、負けを晒す可能性があるにも関わらずリアルタイムで「エントリーを先出ししている」発信者には最大限の敬意を評すと同時に、実力者であると推察しています。
自信がなければ、そんなことはできないからです。
名著「デイトレード」の中で、僕の大好きなフレーズがありますので引用します。
デイトレードの著者は、オリバー・ペレス、グレッグ・カプラ。
執筆当時、現役バリバリのトレーダーであり、もちろん後付の解説屋ではありません。
デイトレードP25-26より一部抜粋
『なぜ、多くのウォール街のアナリストは事後の説明に満足しているのであろうか。
おそらく、事前に予想を出すことは、それまでに懸命に築き上げた評判を台無しにするリスクがあるからだろう。その結論を全世界に晒すことになる。
我々は学問的にわずかな価値しか無い既知の事実にはほとんど時間を割かず、今後起こると考えるところに全精力を傾けた。
かつてヘッジファンドのマネージャーとして相場観を報告しなければならなかった時、ウオール街の経験則として学んだことがある。その経験則とは6ヶ月から8ヶ月先の相場観を示せということである。相場観が正しくなかった場合も、ほとんどの人は気づかない。(一般大衆は忘れっぽいのだ)
これが最低の行為であることは言うまでもない。
極めて稀であるが、ウオール街にも本当に才能のある者がいる。もちろん、彼らが常に正しいわけではない。しかし彼らは自信を持って、求められれば壇上に上がり「注意しておかなければいけないことはこれこれで、利益を得るためにこの手法を提案します」と述べることができる。
そういった根性のある行動を見たり、目にしたりすると、私は敬意を表することにしている。個人的にその人を知ろうとする。』
全くの同感です。
お勉強だけして、後付解説で知識をつけてもトレードでは勝てません。
せっかくの貴重な時間をさいて、僕のコンテンツを見ていただいている視聴者様や読者様には、ぜひとも「実際にトレードで利益を出す」ほうへ行っていただきたいと考えて各種コンテンツを作成しております。
本日のまとめ ベストバイストック NASDAQ3倍 ショート
・今年は株式相場にとっては厳しい一年だった。
・NASDAQのショートチャンスであった
・相場に感情を持ち込んではいけない
・トレードの勝ち負けはしょせんは時の運もある
・よって確率的有意性を追求し、トータル期待値で利益が残る手法を模索していく
このイベントだけは調子に乗ってまたまた5000文字以上も書いてしまいました笑
お楽しみいただけたのであれば、幸いです!
では投資家の皆様、良いお年を!
明日は仲良くしていただいている、めぐるさんの出番です。
小説を書かれていたり、和風雑貨ショップを経営されたりしています。
実際にFXトレードを初めたい方は、ヒロセ通商がお勧めです。
「現在、10万円のキャッシュバックキャンペーンを開催中です!」
はじめのトレード資金として活用できるでしょう。
「1000通貨から対応できてBID判定買(ASK判定売)逆指値注文など対応可能」 と
ユーザーにとって使いやすい環境が整っています。
これは経済指標時など一時的にスプレッドが広がったときに、無駄に損切りにあわずにすむ画期的なシステムです!
ぽちして頂けると、ごっつい嬉しいです!
↓
インスタグラム→
https://www.instagram.com/dr.kazukazu/?hl=ja
記事がお気に召しましたら、フォローやチャンネル登録いただくと最新の情報を提供しています!
※Youtube、ブログ、Twitterなど各種発信情報の内容は特定の銘柄やタイミングを推奨するものではありません。 あくまで投資は自己責任のもとご判断ください。
他にもFXトレードするなら
口座は以下のように多数ありますので、使いやすく気に入ったものでいいと思います。
・トレイダーズ証券 FX
・GMOクリック証券 FX
・松井証券