こんにちは、かずです。
2023年に入って、2022年だだ下がりだった米国株が少し反転の兆しを見せてきました。
そんな中で、今回は米国株式指数代表と言えるS&P500について、2023/2時点でのテクニカル分析と確率的投資手法について考察していきます。
チャートパターンとファンダメンタルズから推測するに、積立ゾーンとして良い場面にきているのではないかと思いましたのでシェアします、宜しくお願い致します!
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その1
S&P500(エスアンドピー500)の特徴
まずは、S&P500の基本のおさらいから。
・S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが公表している米国の代表的な株価指数
・ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している企業から代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し、指数化。
・S&P500に投資すれば、米国主要企業500社へ投資しているのと同じ効果が期待できる
・S&P500指数は米国株式市場の時価総額の約80%を網羅
以上のように、米国株式市場に広く投資できる代表的な商品です。
その2 構成銘柄どんなものがあるのか?
S&P500の中でも組み入れ上位銘柄を見てみましょう。
AAPL アップル
MSFT マイクロソフト
AMZN アマゾン
TSLA テスラ
GOOGL アルファベット
バークシャーハサウェイ
NVDA エヌビディア
UNH ユナイテッドヘルスグループ
FB メタ(旧Facebook)
どいつもこいつも、株なんかやってない人でも知っている超有名企業がずらりですね。
個別株なんかせんでも「俺、テスラ持ってるで!グーグル株保有してます!」
って言えますね笑
こういう優良企業を時価総額加重平均(ごっつ簡単に言うたら、そんときいっちゃんイケてる株を多く保有するように鉛筆なめなめ組み入れちゃう方式)でその都度、銘柄入れ替えしてくれるんですから、そりゃあ優秀な商品です。
その3
2023/2の市場マクロ環境をマネリテより。確率的投資手法とは?
ファンダメンタルズ的なマクロ環境は、殿と秀次郎さんが運営するこちら
マネリテ 戦国株式市場の戦い「〜俺たちのAll Time High〜」
から参考にさせていただきます。
毎週、米国指標の重要な経済指標やFRBの金融政策などをまとめて解説してくださってます。
マクロ環境はマネリテで概ね把握できると思います。
相場解説はもちろんですが、僕が個人的にお二方を投資情報発信者として尊敬している点は「既に起こったことの解説」のみをしているわけではない、というポイントです。
フォロースルーデイや売り抜け日といった、客観的数値に落とし込めるパラメータから
相場を「後出しジャンケンや、既に起こったことの解説」というあまり意味のないものではなく確率に基づいて判断できるように情報発信して下さってるので、ぜひ一読あれ。
例えば、秀次郎さんのこのTweet
・FTD(フォロースルーデイ)後の1日目、2日目にDistribution day(売り抜け日)が発生すると95%の確率で失敗。
— 秀次郎@戦国のバレンティン(損切會会長, 旧メタ次郎) (@hidejiromoney) 2022年3月17日
・FTD後の3日目にDistribution dayが発生すると70%の確率で失敗。
・FTD後の4日目、5日目にDistribution dayが発生すると30%の確率で失敗。https://t.co/E3uiCYj19F https://t.co/GB0V4XYylk
このように相場を「確率的投資手法」で捉えられている点です。
解説屋ではなく、実際にトレードをしている人ならわかると思いますが、相場に絶対はありません。
「必ず」負けます。
ポジションを持つと、どうしても自分に有利な情報を集めたり、その情報を自分に都合の良いように解釈しがち。
ほんでいわゆる「ポジショントーク」が発生してしまう。
僕はなるべく、自分の私的感情を省けるように
・ダウ理論
・水平線
・トレンドライン
・チャートパターン
など総合して捉えて、客観的事実を見るようにしています(出来てるとは言えない笑)
なんやったら、自分のポジションを反対側の意図をチャートから読み取ろうとしているんやけど、動画やブログでもそれを伝えようと思ってます。
で、そのお互いの引っ張り合いにおいて
「どちらの綱引きが確率的優位性が高いか?」
にBETし続けるだけ。当然負けます。
ただし、そのトレードが負けで終わった場合、仮にタイムスリップでその時点に戻っても、同じ意思決定を行う。(もちろん反省してブラッシュアップはします)
そういうトレードルールに基づいた手法を繰り返すことで、期待値が積み重なり、その結果として利益が残るものと考えています。
さて、マネリテを参考にしたファンダメンタルズ的マクロ環境は以下。
めちゃくちゃ要約すると「FRBは決してインフレを楽観視していない」
という点ですね。
利上げ続行、金融引き締め継続となると株式には逆風です。
米1月雇用統計
非農業部門雇用者数は51万7000人増加し、市場予想を上回る伸び。
失業率は3.4%と53年半超ぶりの低水準。賃金の上昇率は一段と緩やかになったものの、労働市場の引き締まり継続を示唆し、FRBのインフレ対応を複雑にする可能性
米ISM非製造業指数
非製造業総合指数(NMI)は55.2と、2022年12月の49.2から上昇。
新規受注回復とともに企業の支払い価格の伸びは鈍化し、年内の米景気後退を巡る懸念が漂う中で明るい兆しを示した。
上記より米国経済まだまだ強い。
とてもハト転換(緩和の方向)へは厳しい。
さらに、FOMC パウエル議長会見より
フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.50─4.75%とした。
*継続的な利上げが適切と引き続き想定
*雇用の伸びは堅調 労働需要は供給を著しく上回る
*インフレは目標を大幅に超えている
*インフレが鈍化傾向にあると確信するにはさらにかなり多くの証拠が必要
*これまでの経験から、早すぎる緩和を警戒
*目的を完遂するまで方針を維持する 目標達成に向けできることは何でもする
*インフレの再来は望まないインフレ対応での勝利宣言は時期尚早
めちゃくちゃ要約すると「FRBは決してインフレを楽観視していない」
その4
2023/2 S&P500 テクニカル分析 積立レンジゾーンか
では、チャートです。
まずは週足。コロナで最安値。2022年初がピークであとはダウントレンド。
では、フィボナッチリトレースメントをあててみましょう。
ちょうど最安値からフィボナッチ50%で反発。
逆三尊のパターンに入ってますね。
3500のサポートラインは非常に強そうです。
フィボナッチがよくわからんというかたは、こちらご参考に。
こんな感じで、テクニカル分析をマスターすることで、ある程度は確率的に相場の方向性を判断することが可能と考えています。
チャートパターン、テクニカル分析の教科書としてはマーケットのテクニカル分析
がおすすめです。
マーケットのテクニカル分析は、これ1冊でテクニカル分析の基礎から応用まで勉強できる素晴らしい本だと思います。
さて、直近の動きをよりわかりやすくみるために日足におとします。
いつもいうマルチタイムフレーム分析手法ですね。
ダウントレンドを逆トレンドブレイクしてきました。
さらに戻り高値とおもわしき4120あたりをブレイクアウトしています。
もう一度、週足を見てみましょう。
3500のサポートラインは強力ではあるが、とはいえ4100-4200のラインはそう簡単に超えそうもない。
緩和方面にはまだまだで、かつ将来のEPS予想もどんどん悪くなってきそうで
仮に金利下げでPER下がってもEPS低下で行って来いやんけ、と。
すなわちチャートが示すように、レンジ帯が長引くのでは?
と考察します。
あまり日々、株式の価格とにらめっこしたくない方にとっては、ここでレンジ帯が長引くのは、積立投資のゾーンとしては良きポイントになるかと思います。
(強力なアップトレンド中に積立をしても、高値掴みをしてしまい平均取得単価が上がってしまうので)
本日のまとめ S&P500積立ゾーンか 2023/2 テクニカル分析と確率的投資手法
・週足フィボナッチ50% 3500サポートライン強力
・インフレ改善判断は時期尚早
・しばらくレンジ帯であれば積立ゾーンとして良き
以上、ご参考になれば幸いです。
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