USD/JPYがついに140円台に迫る勢いです!
これには「日銀による買い指値オペ」の介入や、日米の金利差等が絡んでおります。
現状、ひたすらアップトレンドのUSD/JPYのテクニカル分析についてお話します。
よろしければ参考にしてください。
ほな、いきまっせ!
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こちら今月のUSD/JPYトレードのツイートです。
USD/JPY 1時間足
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2022年6月7日
5/31 9:00 128.20
6/1 9:00 128.90
のロングポジションを2つ保有しています。
(合計+800pipsほど)
ただいま相場の勢いがめちゃくちゃ強いのでこういう時は変に利食わずひたすらホールド。
目安は100SMAに当たるライン。
そこまで落ちれば利確します。 pic.twitter.com/gCgNlMTN4b
おはドル!
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2022年6月14日
急激な上昇は一旦ストップ
トレンドの角度が鈍化して
短期足でダイアゴナルを形成し始めたので
5/31、6/1の128.2、128.9のロングはここで利食い(+1070 pips)
またいい形になれば入ります!
【長期】アップトレンド
【短期】レンジ
【金利】上
【指標】21:30 米生産者物価指数 https://t.co/7tZ2GMZZ4m pic.twitter.com/ochaJeJ2Gf
合計で+1070pipsほど取れました
この内容について解説していこうと思います。
その1 中央銀行における金利コントロールとは?
・中央銀行は短期の金利の上げ下げで金利コントロールをしている
・インフレになれば金利を上げて物価を抑制
・デフレ(不況)になれば金利を下げて市場に金を回りやすくする
ところが日本は少し特殊な事情があり
います。
長引く不況(デフレ)のためですね。
実際の日本国債10年ものの金利はこちら概ね、0%付近で推移しています。
その2 イールドカーブ・コントロール
・中央銀行は短期の金利の上げ下げで金利コントロールをしている
・長期金利に介入すると市場が歪む適正な基準で動かなくなる懸念
原則、短期金利でコントロールするのですが、日本は少し事情が違い
を行っています。
イールドカーブ・コントロールとは、長期金利と短期金利の誘導目標を操作しイールドカーブを適切な水準に維持する「長短金利操作」を行うことで
国債買い入れオペレーション(公開市場操作)で長期金利を誘導する目的があります。
その3 日銀 買い指値オペ
さて、話題の「買い指値オペ」ですが
・米国の金利上昇のあおり
・地政学的リスクによるエネルギー価格の高騰
により、日本にもインフレの波が押し寄せてきました。
ただし、日本は実質賃金が上がっておらず、金利の上昇はさらなる経済の冷え込みを誘発する可能性があります。
そこで行われるのが
買い指値オペ!です。
これは、10年国債金利を上限0.25%にするため日銀が介入し0.25%を超えそうなら日銀が国債を買うオペレーションです。
百聞は一見に如かず、です笑
反則的ですが今の長期デフレの日本ではいたしかたありません。
その4 為替への影響をテクニカル分析で判断する
さて、トレーダーにとって重要なのは解説より相場の動向です。
・日銀が『0.25%超えたら無限に国債買うで!』
→そもそも金利が上がりにくくなる
・米国は金利上昇傾向
→日米金利差拡大
・為替は金利の高い通貨に流れる傾向
→ドル高円安
→USD/JPY上昇
と、いう基本的な流れは推測できますが、本ブログはテクニカル分析を中心に発信していますので、チャートを見ていきましょう。
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まずは環境認識、USD/JPYの月足チャートからです。
2000年代前半に就けた135.2付近にきています。
ここをブレイクアウトすると次は150円手前まで抵抗帯がないのです。
とても重要な局面です。
週足チャートですが、パーフェクトオーダーですね!
日足も同様にパーフェクトオーダー
さらに時間軸をおとして4時間足チャート
月足・週足・日足・4時間足
すべての時間軸で上目線のパーフェクトオーダー
ここは上位足の流れに逆らうのは危険ですのでロングが定石ですね。
つい先日も、ブレイクアウトで100pips弱を抜けました。
USD/JPY
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2022年6月21日
135.8ロング pic.twitter.com/5ZQGj8LCYB
はい勝ち。
— かず@Dr.& trader・Investor⚽ (@kazuya04012007) 2022年6月21日
+50pips https://t.co/eYEnPt82f9 pic.twitter.com/Qk1gY7QJ6e
テクニカル分析の教科書としては、マーケットのテクニカル分析、はおすすめです。
これ1冊でテクニカル分析の基礎から応用まで勉強できる素晴らしい本だと思います。
本日のまとめ USD/JPY 140円突破なるか!? 2022/6 テクニカル分析
まとめると以下の2点かと思います。
・テクニカル・ファンダメンタルズ的にアップトレンド継続の様子
・ただし、一気に伸びる相場は一気に巻き戻すのでトレンド転換には注意
以上、直近のUSD/JPYについて解説しました。
ご参考になれば幸いです。
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