こんにちは、かずです。
長期間ドル高が継続してきましたが、先日の為替介入によりUSD/JPYが145円でレジスタンスラインを形成しています。
これまではひたすらロングで良かったUSD/JPYですが、少し展開が変わってきたので、現状のテクニカル分析についてお話します。
よろしければ参考にしてください。
ほな、いきまっせ!
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まずは、金利と為替の基本的な関係のおさらいです。
その1 中央銀行における金利コントロールとは?
・中央銀行は短期の金利の上げ下げで金利コントロールをしている
・インフレになれば金利を上げて物価を抑制
・デフレ(不況)になれば金利を下げて市場に金を回りやすくする
ところが日本は少し特殊な事情があり
います。
長引く不況(デフレ)のためですね。
実際の日本国債10年ものの金利はこちら概ね、0%付近で推移しています。
その2 イールドカーブ・コントロール
・中央銀行は短期の金利の上げ下げで金利コントロールをしている
・長期金利に介入すると市場が歪む適正な基準で動かなくなる懸念
原則、短期金利でコントロールするのですが、日本は少し事情が違い
を行っています。
イールドカーブ・コントロールとは、長期金利と短期金利の誘導目標を操作しイールドカーブを適切な水準に維持する「長短金利操作」を行うことで
国債買い入れオペレーション(公開市場操作)で長期金利を誘導する目的があります。
その3 日銀 買い指値オペ
さて、話題の「買い指値オペ」ですが
・米国の金利上昇のあおり
・地政学的リスクによるエネルギー価格の高騰
により、日本にもインフレの波が押し寄せてきました。
ただし、日本は実質賃金が上がっておらず、金利の上昇はさらなる経済の冷え込みを誘発する可能性があります。
そこで行われるのが
買い指値オペ!です。
これは、10年国債金利を上限0.25%にするため日銀が介入し0.25%を超えそうなら日銀が国債を買うオペレーションです。
百聞は一見に如かず、です。
きっちり0.25%で引き戻されていますね。日銀恐るべし。
その4 為替介入の影響で145円のレジスタンスライン
その5 USD/JPY テクニカル分析
さて、トレーダーにとって重要なのは解説より相場の動向です。
基本的な流れはファンダメンタルズで推測できますが、本ブログはテクニカル分析を中心に発信していますので、チャートを見ていきましょう。
まずは環境認識、USD/JPYの月足チャートからです。
約20年前に意識された145円で今回レジスタンスラインを形成しています。
迷ったときは「チャートの左に答えはある」です。
週足チャートです。
2021年からそれまでのダウントレンドが転換してアップトレンドになっています。
日足チャートです。
同じくアップトレンドですね。
週足・日足を見ていると、長期ではアップトレンドかな、と判断できます。
さらに、時間軸をおとして4時間足チャートです。
先日の為替介入が効いてます。
145円を超えてのロングは再びの為替介入が意識されてなかなか厳しいですね。
すなわち狙うべきは、戻り売りと考えます。
ロングホルダーたちが投げ売りしだしたら、第2波で戻り売りで乗っかろうと思います。
テクニカル分析の教科書としては、マーケットのテクニカル分析、はおすすめです。
これ1冊でテクニカル分析の基礎から応用まで勉強できる素晴らしい本だと思います。
本日のまとめ USD/JPY 145円 為替介入 2022/10 テクニカル分析
まとめると以下の3点かと思います。
・ファンダメンタルズ的にアップトレンド継続の様子
・為替介入の心理的負荷により145円は強く意識される。
・ロングホルダーの投げ売り待ち
以上、直近のUSD/JPYについて解説しました。
ご参考になれば幸いです。
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