こんにちは、かずです。
本日は、VYM(米国高配当ETF)のチャートテクニカル分析に加えて
テクニカル分析と「出来高」を併用する方法ついて解説していきます。
エントリーポイントを見極めるのに、ご参考になれば幸いです。
では行きまっせ!
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ETFをテクニカル分析すること ここまでチャート分析動画を 解説してきた感想
VYMなど有名ETF(変数ファクターが無数に存在する商品)のチャートにおいて
テクニカル分析はめちゃくちゃ通用すると思います!(バックテストも含め)
普段、為替のデイトレードをやっているので、それと比較して日足ベースのETFは
・トレンドライン、サポート、レジスタンスなどが非常にわかりやすく機能しやすい。
・騙しが少ない。
などの特徴があって、皆さんも是非いろいろなETFを分析してみてください!
VYMとは? VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)の特徴
VYMという商品のざっくりとした特徴は以下のようなものです。
・スマートベータ
・米国大型株〜配当利回りの高い銘柄
・時価総額加重平均に類似
「資産をできるだけ減らさずに、安定的に配当を享受できるETFはVYM」
と言えるでしょう。
詳しくは、みらいさん、ナザールさんの記事を参照してみてください!
こちら、みらいさんのInstagramからの引用です。
マーケットに連動しやすくVTIとの相関係数も高いです。
逆に言うと、時価総額加重平均のインデックスと似たような動きをしてしまうので
リスクヘッジとは言い難そうです。
VYMはスマートベータという「あるファクターに荷重をかけて時価総額加重平均を越えよう」という狙いのある商品なのですが
構成要素としては「バリューよりの大型株重視」といえます。
参考;氷河期ブログ
VYMは信託報酬0.06%で米国高配当株式へ投資が出来る海外ETF
構成銘柄とセクター比率は以下になり、広く分散された商品といえます(※2018年時)
過去はどのようなパフォーマンス? VYMの過去チャート
こちら、人気の米国高配当ETFとの比較チャートです。
SPYDやHDVと比較しても、VYMはトータルパフォーマンスで優秀ですね!
こちら、VYMの2006年〜のドル建て、円建て比較チャートです。
円建てのほうが、ややパフォーマンスは落ちるようです。
バリュー株の未来・ここ10年間はグロース株が優位だったが・・・
こちらバンガードのレポートです。
Our outlook for value? Brighter days ahead!
・過去10年で米グロース株は米バリュー株を年7.8%アウトパフォーム
・インフレや成長環境などの因子を加味してもバリュー株は売られすぎ
・米バリュー株は、米グロース株を今後10年間で年率平均5~7%上回ると予想
上記のような内容でした。
個人的には高配当のようなバリュー銘柄に着目していくのもいいのではないでしょうか?と考えています。
手法・テクニカル分析を用いたトレンドフォロー
トレンドフォローとは、相場における伝統的手法で以下のようなものです。
・相場のトレンドラインに乗る手法
・株式では上昇相場で有効
・前提がアップトレンドのETFなどで有効
とくに、市場平均に乗っかるような商品では有効だと思います。
こういう前提条件のもとトレンドフォローの「押し目買い」を行っています。
「押し目買い」とは。
・アップトレンドの中で少し下げている(押し)ポイント
・アップトレンドの中で高値つかみを避ける伝統的なエントリー手法
・テクニカルチャート分析を利用する
手法です。
僕が行っている手法の特徴としては、
環境認識 → チャートを複合時間足で分析する
という手順を踏んでいます。
これを行うことで
「本当にサポートラインやトレンドラインが機能しているのか?」
を見極めることができ
いわゆる「落ちるナイフ」を回避することが可能だと考えています。
そして、最終的なエントリーポイントの判断方法は以下になります。
・ダウ理論でトレンド転換
・押し目買い
・ピラミッティング
・レンジサポートラインでの反発
以上の手法で、チャートパターンを解析してエントリーしていきます。
テクニカル分析の教科書としては
マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド
がおすすめです。
ロウソク足とは?からテクニカル分析の全てをこの1冊で勉強できるでしょう。
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前回エントリーポイント 実際にテクニカルは通用しているのか?
前回のエントリーポイントは青丸の部分です。
青線のレジスタンスラインをブレイクアウトしてレジサポ転換したのエントリーしてみましたが、なんとラインをもう一度割り込んでしまいました。
いわゆる「騙し」というパターン。
さて、ここから次の玉を打ち込む時はどこのポイントで攻めましょうか?
エントリーポイントの判断 長期足から短期足へ時間軸を落としこみテクニカルで判断する
週足チャートです。
アップトレンド〜101.5-108ドル付近でレンジを形成し、少しブレイクアウトしましたが戻しています。
ただ、髭をつけて107.78でしっかりサポートされそうなイメージはあります。
日足チャートです。
102-108ドル前後のレンジ範囲にまた入ってきているので
硬いのは102ドルのサポートラインまで戻ってきてエントリーするパターン
4時間足でみると以下の形
こんな感じでわかりやすければいいんですけど笑
実際は途中で逆トレンドブレイクしちゃって、こんなパターンも多いです。
これでも青丸のパターンならエントリーしてもよさそうです。
ただし、以下のパターンはだめです。
いわゆる「落ちるナイフ」です。
102ドル付近に指値を置いてエントリーする方もいらっしゃいますが
僕はリアルタイムでプライスアクションをみて確認するほうがいいと考えています。
仮に大陰線が出れば、一気に下落して含み損をすぐに抱えてしまうことがあります。
今回のまとめ VYM テクニカル分析 エントリー手法
・ダウ理論 戻り高値ブレイク
・レンジ サポートライン 反転
・「落ちるナイフ」は避ける
以上、チャートを観察しながら次のエントリーポイントを考察していきます。
ご参考になれば幸いです!
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