確率を制するものは人生を制する

数学・確率・統計を背景とした投資や、確率を用いた様々なテーマについて扱っていきます。

(株式・FX)なぜ人は流行り銘柄に乗り含み損を抱えるのか〜エリオット波動とプロスペクト理論

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こんにちは、かずです。

 

今日は投資における重要なファクター

 

①資金管

②メンタル

③手法

 

の中の②のメンタルの分野のお話をしていきます。

 

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直近、SPYDという米国高配当ETFの減配が発表されたのですが

知人の女性が「SPYD、一瞬減配したくらいですぐ売っちゃう男、彼氏にしたくな〜い!」

と話してて、めちゃくちゃおもろかったのですが笑

 

ん?

これって結局、エリオット波動とかプロスペクト理論につながるんちゃうの?

と僕のトレード脳が反応したので、記事にしたくなり独断と偏見で持論を述べていきたいと思います笑

 

ご参考になれば幸いです。(ならんかなw)

では行きまっせ!

 

 

 

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こんなことありませんか?

 

SNS等で話題になった流行り銘柄についついイナゴしがち

・乗った瞬間、含み損を食らう・・・

・その都度、話題の新しい商品に乗り換えてしまう

 

ついついやっちゃいますよね。

気持ちはわかります。

 

これっていわゆる「相場大衆心理」に関連していて

エリオット波動プロスペクト理論で説明できるんじゃないかな〜と

面白そうなのでお話していきます!

 

 

その1 エリオット波動とは?

図にするとこんな感じです。

相場はこの波動リズムを繰り返しながらチャートを形成していきます。

重要なことは、この波動パターンには投資家の心理的背景が密接に関係しているということです。

 

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・1938年に発行された「波動の原理」というタイトルの研究論文

・チャールズ・J・コリンズが発表したが、波動原理の創始者であるラルフ・ネルソン・エリオットが彼に話した研究成果がその基礎になっている。

・エリオットはダウ理論の影響を大きく受けており、波動原理にはダウ理論と共通する部分が多い。

エリオット波動理論は、主要な株価平均、特にダウ・ジョーンズ工業株価平均に対して用いられた

・基本的な形では、5つの上昇波動のあとに3つの下降波動がリズムのように繰り返し続く、とされている。図13.1には1つの完全なサイクルが示されている。波動の数を数えてみると、完全なサイクルは8つの波動(5つの上昇波[波動1・2・3・4・5]と3つの下降波[波動a・b・c])を持っている

 

具体的なチャートではこんなに綺麗にはなりませんが

例としてEUR/USDの週足チャートを載せておきます。

なんとなくイメージつかめるでしょうか?

 

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参考文献

マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド

 

ロウソク足とは?からテクニカル分析の全てをこの1冊で勉強できるでしょう。

 

投資系の本をじっくり読む時間がないので「耳学問」という結論にたどり着きました。

kindleを利用すると、トークバックというアプリを使って音声で読んでくれるんです。

 

人間て、通勤時間やお風呂、掃除中などなど。

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Kindle Unlimitedは30日間無料で利用できるそうです。

耳学問は、ハマると「他の人はなんにもしてない時間に知識が吸収できる」感覚が病みつきになります。 

 

 

その2 プロスペクト理論とは?

 

行動経済学ノーベル賞を受賞
・不確実性下における意思決定モデルの一つ。選択の結果得られる利益もしくは被る損害および、それら確率が既知の状況下において、人がどのような選択をするか記述するモデル

 

はい。

なんのこっちゃわけわからんと思いますので今日はここだけ抜き出します。

 

 

損失回避性
・利益から得られる満足より、同額の損失から得られる苦痛の方が大きいため、損失を利益より大きく評価する心理現象のこと
利益を得る喜びより損失を被る悲しみの方が2倍ほど大きく感じる    

                             wikipediaより 

 

この「損失を2倍痛く感じる」

という部分だけおさえて、ではお話すすめていきます。           

 

その3 バンドワゴン効果

僕のトレードの原点になっている「デイトレード」という著書に

バンドワゴン効果、という話があります。

 

バンドワゴンに少数が乗りパレード開始

→ 楽しい雰囲気を感じるも大衆は周りで見ている
→ 勇気を持つものが乗り込む
→ どんどん人が乗り込み重くなりワゴンは進めない
→ ワゴンは周りに群がる大衆をなぎ倒す
→ 逃げ遅れた大衆は大怪我、一斉にワゴンを去る
→ 誰もいないワゴンに少数が乗りパレード開始

 

図にするとこんなイメージ

 

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参考文献デイトレード

 

安心を掴むと損を掴まされる。

そんな内容を寓話に例えた投資家心理のお話です。

 

その4 エリオット波動形成のメカニズムと大衆心理

 

さて本題です。

エリオット波動形成のメカニズムは以下の図のイメージです。

 

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各波動における投資参加者のパターン

 

 

1波;打診買い

3波;これは上昇局面と判断し、中上級者がエントリー

5波;このブーム!乗り遅れたらやばいと焦りイナゴしてくる

 

 

買う人がいなくなり、高値更新できず。

 

5波で買った人の心理背景は以下です。

 

5波にくるまで銘柄を安心して買えない。

逆に5並みまで上昇してくると、世間的なブームに乗り遅れたらやばいと焦りイナゴしてくる

 

 

最高値(300万)から50万下がっただけで「100万円の損失を感じる。プロスペクト理論で倍の痛みを感じる」

 

最高値(300万)から100万も下がると建値になっただけなのに「200万円の損失を感じる。プロスペクト理論で倍の痛みを感じる」

 

投げ売りする。

あるいは損失確定に耐えきれず、損切りできないため乗り遅れ、含み損を大きく抱える。

 

これが「人は流行り銘柄に乗り含み損を抱える理由」

だと考えています。

本日のまとめ  なぜ人は流行り銘柄に乗り含み損を抱えてしまうのか?

 

エリオット波動プロスペクト理論から説明できるのでは?

 

・後半の段階から出ないと安心して買えない

・その時点で初めの参加者が利食い始める

・損失は利益の2倍苦しい

 

以上、ご参考になれば幸いです!

 

 

 

  

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