【この記事を読んで得られること 所要時間 約10〜20分】
・トレードにおけるテクニカル分析(大衆心理)の原則がわかる。
・テクニカル分析に確率・期待値の概念を加えることで、利益が積み重なることがわかる。
・わずかの才能と、継続的な修練を積む覚悟のある方にとっては、この記事1つで勝ちトレーダーになれる、かもしれません笑
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こんにちは、かずです。
今回も、FX短期トレード経験5年、年間リターン80-100%の実績を踏まえて解説していきます!
今回は、テクニカル分析の内容と、それをどう使えば
実際にトレードで勝てるようになるのか?について書いていきます。
ただ単に、テクニカル分析の手法を解説するのは、他の多くの方々が既にやっていることなので、僕はやりません。
もう少し実践的な内容にしていきたいと思います。
そうは言っても、基本を知っていなければ話にならないので、原則的なことは以下のサイトを読んで勉強していただけると幸いです。
信太郎さま(僕は殿とお呼びしています)の運営するブログ、マネリテです。
とても無料とは思えないハイクオリティブログです。
画像つきで、基本的なテクニカルの手法は、ほぼすべてここに網羅されておりますので、ここでまず基本知識を網羅してください。
おし!基本は網羅したで!という方は読み進めてください。
また、テクニカル分析の基本をマスターするには『高勝率トレード学のススメ』がオススメです。
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トークバックという機能を使うことで、読み上げで聞きながら勉強ができるので、
通勤中やお風呂など、スキマ時間に利用できます。
ここで、はじめに以下の例えを、肝に銘じてください。
サッカー選手にサッカーを教えてもらったら、サッカー選手になれる?
一流のプロサッカー選手がフリーキックの蹴り方を解説した本や動画、
あるいは練習会(セミナー)があったとします。
ボールも蹴ったことない人が、本を読んだり、動画を見たり、セミナーに参加しただけで、フリーキックが蹴れるようになるでしょうか?
この例だと、ああ、無理だろうな…。
と、思う方が多いと思います。
あるいは、蹴れるようになるまで練習が大変だろうな…。
と、思う方が多いと思います。
トレードで勝てるようになる、というのは、ある意味これに近いと思ってください。
勉強やスポーツだと、高いハードルを設定されると、塾やセミナーだけで習得できないと判断される方が多いです。
しかし、投資系になると一冊の本を読んだり、教えてもらえば出来るようになる、と勘違いされている方が多いように思います。
トレードも同じです。
ほんのわずかの才能と、不断の努力、あくなき修練が必要です。
ただし、それらをやる覚悟のある方にとっては、現代資本主義におけるトレード投資という最高スキルを身につけるチャンスはあると思います。
前置きが長くなりました。
では、覚悟の出来た方だけ、以下を読みすすめてください。
本当のテクニカル分析の使い方
今回はダブルトップからショート(売り)という、基本的な手法に絞って解説します。
ダブルトップとは、チャート上で高値が重なり、大衆心理的に高値更新を諦めて
下落を示唆するサインのことです。
大衆心理と相場形成に関する内容は、以下の著書が参考になります。
1)ゾーン相場心理学入門
相場は理論ではなく感情で支配されています。
経済指標がどうなろうが、マーケット参加者が買えば上がるし、売れば下がるのです。この感情をコントロールし逆手に取ったトレーダーの極意をこの1冊で学べます。
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原則はどんな手法を使っても同じですので、これを応用するだけです。
ただし、人の手法を使うのは意味がありません。
なぜか?
一口にダブルトップといっても、もっと具体的な定義がいります。
・どの幅で?
・ロウソク足は何本で?
・ロウソク足の値幅は?
・ネックラインの想定は?
これら全て、人が決めるのではなく、貴方自身がチャートをみて決定するのです。
自分でこれらを決めます。
人の受け売りは、分単位でエントリーを決定するトレードでは通用しません。
では、ダブルトップの定義ができた、とします。
具体的にみてみましょう。
例えば、次の場面(ドル円1時間足チャート)です。
やった〜! 簡単。
確かに、その後、下落しており、ショートなら利益が出ました。
では、次の場面です。
同じくダブルトップです。
喜び勇んでショートしました。
結果は・・・?
残念ながら、上昇し大きな損失をかかえるトレードになってしまいました。
いったい何が違うのでしょうか?
たまたまなのでしょうか?
実は、このふたつの場面には決定的な違いがあります。
1つ目の勝ちトレードは1時間足チャートですが、場面を日足チャートでみると、どうでしょうか?
ちょうど日足の108.29のラインをブレイクしダウントレンドの真っ最中でした。
すなわち下方向への優位性が高い場面なのです。
次に、負けトレードとなったダブルトップの1時間足チャートの場面を日足チャートで見てみましょう。
この場面は、日足で逆トレンドブレイクし、ダウントレンドからアップトレンドに転換した場面になります。
すなわち上方向へ優位性のある場面なのです。
このように、単一時間足の単純な形だけで判断するのではなく、複合時間足でチャート分析を行い、今、全体としてどちらに向かっているかを判断する必要があります。
具体的には長期足から次第に短期足に時間軸をずらしていき、トレンドライン、水平線、などを加味しながら、今どちらに優位性があるのかを判断します。
これを相場の環境認識といいます。
環境認識なきテクニカル分析トレードは、全く意味がありません。
テクニカル分析を単なる絵合わせと勘違いしている方が多いですが、そんなんではとても勝てません。
環境認識が出来るようになった。
優位性のあるダブルトップの場面をなんとなくわかるようになった。
まだ全然、勝てません。
次にやることは、そのトレードを実践を想定して、より具体的に落とし込む作業をします。
【貴方の手法】ダブルトップからショート
・通貨ペアは?
・執行時間足は?
・環境認識に使う長期足は?
・使用するテクニカルツール(移動平均線やボリンジャーバンドなど)は?
・トレードする時間帯(東京・ヨーロッパ・ニューヨーク)は?
・利確と損切りのライン設定は?
・限界の連敗数は?
・ロットの調整は?
そろそろ、いやになってきましたか?笑
まだまだ大変なのは、ここからですよ。
これらすべての条件に照らし合わせて、過去チャートを使って分析します。
過去検証の重要性。テクニカル分析に確率・期待値を組み合わせる
先程のダブルトップからショートの場面を、過去チャートを利用して、実際に検証していきます。
・通貨ペアは?
・執行時間足は?
・環境認識に使う長期足は?
・使用するテクニカルツール(移動平均線やボリンジャーバンドなど)は?
・トレードする時間帯(東京・ヨーロッパ・ニューヨーク)は?
・利確と損切りのライン設定は?
これらの条件を設定し、優位性があると思われる条件で検証していきます。
これらのFXテクニカル手法を、実際のデモトレードなどで検証して数字に落とし込みます。DMM FXで口座開設すると2万円のキャッシュバックキャンペーンがあるので、実質無料で実践トレードを開始出来てしまいます。
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過去検証は、できれば、過去5〜10年分はやったほうが良いと思います。
すべての場面で、入った日時、時間、通貨ペア、執行時間足、エントリーの値段、利確の値段、損切りの値段、その他、様々な条件をすべて過去5年分以上、エクセルに記録します。
おそらく過去ではありますが数千のトレード履歴が数値データとして残ります。
ここで、その数値を解析します。
必要な項目は、ざっくり以下のようなものでいいでしょう。
・エントリー回数
・勝率
・獲得pips数
・1エントリーあたりの平均獲得pips
・平均利益、平均損失
・R倍数(1トレードあたり平均利益/平均損益)
・PF(総利益/総損失)
・最大連勝数
・最大連敗数
これらを分析することで、貴方のダブルトップショートのトレードの数値がでます。
ここで、確率・期待値の概念を加えます。
確率・期待値の概念がわからない、という方は以下の記事を参照してください。
要点は
『期待値的に優位な独立試行は、重ねれば重ねるほど確率は収束し、最終的に利益が残る』
というものです。
例えば、勝率が60%、リスク&リワードが1:1の結果であれば、このトレードはやればやるほどpipsという利益が残るわけです。
今日明日の負けはどうでもいいわけです。
また、今日明日の勝ちもどうでもいいわけです。
1年経った時にどうなっているかが、数値ベースで把握できるのです。
よし!これで勝てると思った貴方。
全然甘いです笑
ここまではしょせんバックテスト(過去検証)です。
将来、どうなるかわかりません。
この過去検証のデータをもとに、同じ場面がきたら、ひたすらエントリーします。
デモトレードや少ないロットで実践していきます。
これをフォワードテストといいます。
このフォワードテストとバックテストの結果がほぼほぼ一致すれば・・・
貴方だけの優位性のあるトレードの完成です。
ここから更に資金管理が重要になります。
・証拠金はどのくらいでスタートするのか?
・レバレッジはどのくらいかけるのか?
これらを自分のトレード成績や、資金量と照らし合わせて構築していきます。
資金管理の方法は以下の記事を御覧ください。
最後に、参考程度に、僕の直近1年のデータを少しお見せ致します。
ざっくり年利で +90% です。
・エントリー回数 302回
・勝率 47%
・獲得pips数 814pips
・1エントリーあたりの平均獲得2.7pips
・R倍数 1.56(1トレードあたり平均利益/平均損益)
月単位あたりの表面リターン + 6.3%
月毎複利による年間リターン +90.6%
きちんと技術を積み重ねれば、短期トレードはこのぐらいのリターンは狙えると思います。
・まずは手法を自分用に細かく定義する
・その手法で過去検証を行い数値データを出す
・過去検証で出たデータが正しいか実践で試す
・実践で優位性が確認できれば、資金管理のもとで投入枚数をあげていく
以上、長くなりましたが、いかがだったでしょうか?
この記事をきっかけに、勝ちトレーダーが1人でも出たら、甚大なる喜びです!
ぽちして頂けると、ごっつい嬉しいです!
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